beacon

Mayagekaが圧巻の3連勝!東西対抗eスポーツ大会「Red Bull 5G」は最終種目『eFootball2022』で決着!

このエントリーをはてなブックマークに追加

5年ぶりに復活したeスポーツ大会「Red Bull 5G」は西軍が制した

 5ジャンルから選ばれた5つのゲームで競われる東西対抗eスポーツ大会「Red Bull 5G」が5年ぶりに復活し、27日にGメッセ群馬で決勝大会が開催された。

 5つのゲームそれぞれの予選を勝ち上がってきたプレイヤーが東西に分かれて戦うチーム対抗戦で、先に3勝したチームの勝利となる5番勝負。第1種目のFIGHTINGジャンル『鉄拳7』は西軍が制すが、第2種目のFREEジャンル『雀魂-じゃんたま-』、第3種目のPUZZLEジャンル『ぷよぷよテトリス2』を東軍が連勝し、2勝1敗と逆転に成功した。

 しかし、西軍も第4種目のRACINGジャンル『グランツーリスモSPORT』に勝利し、2勝2敗のタイに。勝負の行方は最終種目のSPORTSジャンル『eFootball2022』に委ねられた。SPORTSジャンルの東代表は、2018年のアジア競技大会で金メダルを獲得するなど屈指の実力者であるレバ。そして西代表はウイニングイレブン(ウイイレ)の世界大会で3年連続ベスト8に輝いたゲキサカFCeスポーツ所属のMayageka。ウイイレ界を代表する2人のトッププレイヤーが激突した。

 先に3本先取したプレイヤーが勝利となるレギュレーションで、Mayagekaはマンチェスター・ユナイテッド、レバがバイエルンを使用。第1試合は互いに手の内を探り合う拮抗した展開となったが、後半アディショナルタイムにブルーノ・フェルナンデスが劇的な決勝点を奪い、Mayagekaがまずは先手を取った。

雄叫びをあげながらガッツポーズするMayageka

 その勢いのまま第2試合もMayagekaが2点を先行するが、レバも0-2から2-2に追いつく粘りを見せる。しかし、後半36分、クリスティアーノ・ロナウドのゴールでマンチェスター・Uが勝ち越し。3-2で競り勝ち、2連勝を飾った。第3試合は1-1のまま延長戦にもつれ込んだが、延長前半5分、マンチェスター・Uのアントニー・マルシャルが決勝点。熱戦に終止符を打った。

 ステージ上で抱き合って喜ぶ西軍の選手たち。「プレッシャーはあったけど、こういうプレッシャーがあるほうが力の出るタイプだと思っている」というMayagekaが重圧も力に変え、優勝が懸かった最終決戦で圧巻のストレート勝ち。SPORTSジャンルを制した西軍がトータル3勝2敗で総合優勝を果たした。

(取材・文 西山紘平)

TOP