beacon

シャビ体制3戦目のバルセロナ、今季リーグ戦初のアウェー白星&2連勝! 初先発の19歳も仕事果たす

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナが3-1で快勝

[11.27 ラ・リーガ第15節 ビジャレアル1-3バルセロナ]

 ラ・リーガ第15節が27日に行われ、7位バルセロナは敵地で12位ビジャレアルに3-1で快勝した。今季リーグ戦初のアウェー戦白星と2連勝を達成。ビジャレアルは公式戦2連敗となった。

 バルセロナのシャビ・エルナンデス監督にとっては、就任後の公式戦3試合目で初のアウェーゲーム。4-3-3の布陣で臨み、右サイドではサイドバックにDFエリック・ガルシア、ウイングにトップチーム初先発となる19歳FWアブデ・エザルズリが配置された。

 前半は互いにチャンスを生かせずスコアレスで折り返したが、後半3分にバルセロナが均衡を破る。右サイドのアブデが鋭いフェイントから縦に持ち出してクロスを送ると、流れたボールをPA内左のDFジョルディ・アルバがダイレクトで中央へ蹴り返し、ゴール前のFWメンフィス・デパイが反応。右足で合わせたボールがGKヘロニモ・ルジに当たり、こぼれ球をMFフレンキー・デ・ヨングが左足で押し込んだ。

 直後にオフサイドの旗が上がったものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックを経て得点が認められる。F・デ・ヨングは今季公式戦初ゴールとなった。

 バルセロナは先制弾の起点となったアブデを後半21分に下げ、FWウスマン・デンベレを投入。同26分にはJ・アルバが負傷交代を強いられ、左サイドバックの位置にDFオスカル・ミンゲサが送り込まれた。

 すると後半31分にビジャレアルが追い付く。敵陣でボールを奪った流れからMFアルノー・ダンジュマがワンタッチパスを送り、スピードに乗ってPA内中央に走り込んだ途中出場FWサムエル・チュクウェゼが左足でシュート。ゴール右に決め、今季リーグ戦初得点をマークした。

 シャビ監督体制初の失点を喫したバルセロナは、逆転を狙うビジャレアルの攻勢に耐える時間が続いたが、後半43分に勝ち越しに成功。GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンからのロングフィードをビジャレアルDFペルビス・エストゥピニャンが頭で下げようとすると、狙っていたデパイが回収する。DFラウール・アルビオルとGKルジを振り切ったデパイはゴールエリア左に進入し、角度のない位置から右足でシュート。カバーに戻ったエストゥピニャンの股を抜き、チームトップの今季8点目を挙げた。

 後半アディショナルタイム3分には、途中投入のMFフィリペ・コウチーニョがPA内左でDFフアン・フォイスに倒されてPKを獲得。同アディショナルタイム4分、自らキッカーを務めたコウチーニョが右足でゴール左に沈め、今季2得点目で3-1と勝利を決定づけた。

 両チームの次節は12月4日に開催され、バルセロナはホームでベティス、ビジャレアルはアウェーでセビージャと対決する。

●ラ・リーガ2021-22特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP