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なでしこ10番FW岩渕真奈が新体制初出場へ「90分出る準備はしている」

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オンライン取材に応じたなでしこジャパンFW岩渕真奈

 日本女子代表(なでしこジャパン)のFW岩渕真奈(アーセナル)が、池田太監督新体制での初出場に意欲を示している。28日に国際親善試合オランダ女子代表戦に向けたオンライン取材に応じ、「90分出る準備はしている」と語った。

 今回のオランダ遠征で新体制初の合流となった海外組。普段、イングランドでプレーする岩渕も初招集され、10番を託された。しかし、アーセナルでの試合で足首を負傷していたこともあり、合流後は別メニュー。それでも、池田監督はメンバー発表会見時に「プレーできるんじゃないか」と試合に間に合うことを想定していた。

 そして、岩渕はアイスランド戦後からチーム練習に合流した。足首の状態には「特に問題ない」ときっぱり。「やっと練習に合流してということで、学んでる段階ではあるけど、明日のオランダ戦は、チームとしてもう一度トライするところから自分もチームのコンセプトを体現できるようにチャンスがあったら頑張りたい」と、オランダ戦出場へ意欲を燃やしている。

 チームは発足時から『奪う』をコンセプトに活動。ボールを奪い、そこからゴールへ向かう推進力を選手たちに植え付けている段階だが、岩渕は「ゴールに向かうのは好きなので、みんながゴールに向かう意識をいつも以上に持ってくれているところは自分にとってプラスだと思う」と前向きに受け取っている。

 ただ、新体制初陣のアイスランド戦では、守備面で随所にアグレッシブさを見せるも、攻撃面ではゴールが遠く、0-2の完封負け。ベンチから試合を見届けた岩渕は「ゴールに向かう迫力だったり、姿勢は足りてないと感じた」と厳しい視点でコメント。「自分がピッチに立った時にそれは(ゴールへの迫力、姿勢)意識しようと思っている」と背中で示すつもりだ。

 オランダ戦は日本時間30日午前3時40分にキックオフする。

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