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フランクフルトは劇的勝利で3連勝…フル稼働の長谷部「とにかく続けていくことが大事」

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MF長谷部誠が試合を振り返る

[11.28 ブンデスリーガ第13節 フランクフルト 2-1 ウニオン・ベルリン]

 フランクフルトは28日のブンデスリーガ第13節でウニオン・ベルリンに2-1の勝利。MF長谷部誠とMF鎌田大地はフル出場で勝利に貢献した。

 フランクフルトは前半22分に先制も、後半13分にはPKを献上。痛恨の失点で1-1と試合を振り出しに戻されていた。その後は互いにピッチを奔走する攻守の応酬に。すると、試合は後半アディショナルタイムに動く。フランクフルトは左サイドからのクロスをDFエバン・ヌディカが頭で合わせ、勝ち越しに成功した。

 劇的な幕切れで、フランクフルトは今季ホーム戦初勝利を手にした。試合後、長谷部はインタビューに応え、「自分たちが主導権を握ってプレーしたので勝利自体は妥当」としつつ、「自分たちで試合を少し難しくした」と同点につながるPK献上の場面を挙げた。

 それでも価値ある白星だ。長谷部は「最後決めて勝つことができたのは非常に良かったですけど、試合運びという部分ではもう少し修正しなければならないと思います」と語った。

 今節の勝利で3連勝となったフランクフルト。しかし、序盤で勝利を重ねられなかったため、現在は12位に位置している。今季は複数得点の試合は少なく、長谷部も「チームの現状ですごくたくさん、3、4、5点と取れるという感じではない」と決定力不足を認める。しかし、その上で「でもここ最近はサッカー自体も良くなってきています。チャンスもたくさん作れてきている」と成長も実感。「あとはやっぱり決め切るところを、今日の試合も上げなくてはいけないし、そうなるともう少し簡単な試合運びになってくると思う。とにかく続けていくことが大事」と冷静に試合を振り返った。

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