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メッシが考えるバロンドール受賞の理由「何年も戦い、何度もつまずき、そこへたどり着いた」

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7度目の受賞を果たしたFWリオネル・メッシ

 フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は29日、2021年バロンドールの受賞者を発表し、パリSGのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選ばれた。

 メッシはバルセロナ在籍時の2020-21シーズンのラ・リーガで30ゴールを記録。チームは3位に終わったが、通算8回目の得点王に輝いた。アルゼンチン代表では今夏のコパ・アメリカ2021を制し、A代表で自身初のタイトルを獲得。いずれも大会最多となる4ゴール5アシストを記録し、得点王とMVPを受賞した。

 バロンドール受賞は2009年、2010年、2011年、2012年、2015年、2019年に続き、史上最多7度目。フランス紙『レキップ』によると、自身の持つ最多記録を更新したメッシは受賞に際して次のようにコメントしている。

「この記録がいつか破られるかどうかは分からない。しかし、記録を塗り替える人は常にいる。そのために彼らは存在しているんだ。いずれにしても、バロンドールを7回も受賞したことはすごいことだと思う。このパリで再び全てのタイトルを懸けて戦うことができて、とても幸だ」

「このトロフィーは、コパ・アメリカでアルゼンチンと一緒に成し遂げたこと(決勝でブラジルを破って優勝)で、手に入れたものだと思う。何年も戦って、何度もつまずいて、僕はついにそこへたどり着いた。また、パリSGのシャツを着て受賞した最初の選手であることも誇りだ。今夜は家族の喜ぶ顔を見ることができて楽しかったよ」

 また、投票で自身に次ぐ2位だったバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに関しては「彼にとっては素晴らしい年だったと思う。彼は毎年向上し、ゴールを決める優れたストライカーであることを示している。今年は最高得点者(ヨーロッパ・ゴールデンシュー)として表彰された。もちろん、ピッチ上での彼の姿を見れば、来年も確実にそのレベルを目指すことができるだろう。その上、彼は素晴らしいクラブ(バイエルン)でプレーしているんだ」と称賛した。

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