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マージーサイド・ダービーへ向けて…ベニテス「ダービーは状況を好転させるチャンス」

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 エバートンを指揮するラファエル・ベニテス監督は、1日に行われるリバプールとのマージーサイド・ダービーが、「チームの状況を好転させるチャンス」だと語った。

 エバートンは、プレミアリーグのここ7試合での獲得勝ち点が2にとどまっており、順位は14位に後退している。ベニテス監督は、過去にもニューカッスルやチェルシーを指揮している際に自身の古巣でもあるリバプールと対戦したが、エバートンで迎える初のダービーは「全くの別物」と表現。「自信を取り戻し、残りのシーズンに向けて状況を変えるための機会とすることが重要だ。ダービーは、どの国でも常に特別なものだが、私はこの街(リバプール)に住んでいるので、その情熱は大きく、誰にとっても本当に重要なものだと理解している。だからこそ、勝って良い結果を出したい。ダービーはチームの状況を好転させるチャンスなんだ」と意気込んだ。

 日曜日のブレントフォードでの1-0の敗戦後、エバートンのファンによる現体制への批判も増えてきている状況。だが、ベニテス監督はチームへのサポートを呼びかけた。

「ファンのフラストレーションは理解できる。ここ数年、我々は進歩していないからね。これは私にとっての挑戦でもある。選手がうまくプレーできないときや戦術が機能していないときには文句を言うことができる。ただ、努力には文句を言うことはできないんだ。ファンは我々が必要としていることを知っているはず。ダービーだから、きっとチームを応援してくれる」

 2016-17シーズン以降、トップ7に入れていないエバートン。今季未だに一敗しかしていないリバプールとのダービーで浮上のキッカケを掴むことができるだろうか。
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