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リバプール戦での勝利を望むミランDFトモリ「良い結果をつかめるよう全力を尽くす」

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 ミランに所属するイングランド代表DFフィカヨ・トモリが6日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リバプール戦の前日会見に出席して意気込みなどを語った。

 今シーズンもセリエAで快進撃を見せ、前節で首位へと浮上したミラン。その勢いを後押しに7日にCLグループB最終節において、日本代表FW南野拓実が所属するリバプールとの対戦に臨む。死の組でリバプールはすでにグループ突破を決めているが、1勝1分3敗の3位ミランは残る1枠を懸けて2位ポルトや4位アトレティコ・マドリーとの三つ巴となっており、最終戦での勝利が求められている。

 そんな中、記者会見に臨んだトモリはホームで行われるリバプール戦での勝利を目指し、意気込みを語った。

「僕らは勝利を望んでいる。明日は良い結果をつかめるように全力を尽くしたい。相手は素晴らしいチームで、簡単ではないだろう。だが、僕らだって素晴らしいチームなんだ。リヴァプールはインテンシティが高く、クオリティのあるプレーを見せる。その上、プレミアリーグでも良い成績を残している。一方、僕らも最近は素晴らしい仕事をしてきたと思っている。相手を苦しませることができるはずだ。イギリスのフットボールに立ち向かうのは難しいが僕らだって負けていない」

 ユルゲン・クロップ監督率いるチームはFWモハメド・サラーやFWサディオ・マネなどワールドクラスの攻撃陣を擁するが、対するミランは守備の要であるDFシモン・ケアーが左ひざの重傷を負って今シーズン中の復帰が絶望的となった。

「シモンはチームの一員であり、彼に起きてしまったことは非常に悲しい。彼のためにも良いシーズンを送れるよう願っている。彼の不在による穴を埋められるように全員で取り組んでいかなければならない。僕らにはそれを実行するパーソナリティやクオリティがあるはずだ」

 アンフィールドで行われた初戦では、2-3でで逆転負けを喫したミラン。しかし、トモリはチームがその後、成長を遂げたと実感している。

「CLの初戦は僕らにとって適応が難しかったが、あれからチームは大きく成長したと思う。CLの5試合を消化し、これからグループ通過を懸けて決定的な試合をしなければならない。今の僕らは以前よりも集中し、決定力を持っている。難しい試合であることは分かっているけど勝利への意欲をもって臨みたい」

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