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「彼の名前を忘れるな」地元メディアをうならせたレアル中井卓大の“スゴ技”

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華麗なテクニックを見せたMF中井卓大

 レアル・マドリーのフベニールA(U-19)に所属する18歳MF中井卓大の華麗なテクニックに、レアルの専門メディア『デフェンサ・セントラル』が注目している。

 中井は4日に行われたフベニールA対ヒムナスティカ・セゴビアーナに出場。同メディアが「中井が解き放たれ、自分の才能を発揮しようとする姿を見ることができた」として取り上げたのは、開始早々の前半5分のプレーだ。

 左サイドに流れながら後方からのボールを受けた中井は、前から猛然と寄せてきた相手を高速ダブルタッチであっさりとかわす。そのままライン際を前進し、2人目がプレスに来ると、再び足に吸い付くようなダブルタッチを披露。相手はファウルで止めざるを得なかった。

 試合は0-0の引き分けに終わったが、同メディアは「この日本人選手は、スペインで最も高いユースカテゴリーであるこのカテゴリーで、他の選手よりも一歩先を行っていることを示した」と、周囲とのレベルの違いを強調している。

 中井は現在フベニールAに所属しているが、すでにラウル・ゴンサレス監督率いるレアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)の試合に出場。トップチームのトレーニングに招集された経験もある。

 同メディアは「(カルロ・)アンチェロッティもラウル・ゴンサレスも、彼を注視している。2人は、彼がいずれトップまで到達することを知っているのだ。タクヒロ・ナカイの名前を忘れてはいけない」と18歳の日本人に期待を寄せた。


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