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森保J国内組キャンプは予定通り実施へ…W杯予選参加組は終了後14日間隔離でチーム活動に戻れず

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 日本サッカー協会(JFA)は7日、今月21日に埼玉スタジアム2002で開催予定だったキリンチャレンジカップ・ウズベキスタン代表戦を中止することを決めた。同日夜、JFAの須原清貴専務理事がオンライン会見を実施。17日から21日にかけて行われる予定となっていたトレーニングキャンプは「予定通りということで準備している」と明かした。

 ウズベキスタン戦は国際Aマッチウィーク外のため、シーズンオフの国内組のみで行われるテストマッチ。招集された22選手にとってはカタールW杯最終予選に向け、貴重なアピールの場となる。須原専務理事によると、期間中には各Jクラブのキャンプも行われるが、招集選手は代表チームでトレーニングすることになるようだ。

 また1月下旬から2月上旬にかけて行われるカタールW杯最終予選2試合は、政府から開催が許可された。W杯予選への招集選手は国内組合宿後に発表される予定だが、日本からの参加選手には活動終了後14日間の隔離措置が義務付けられることになった。W杯予選に招集された国内組はその間、所属クラブのトレーニングに戻ることができず、代表チーム内でバブルを形成してトレーニングを行うという。

 代表選手が所属するJクラブにとっては大打撃となり、各クラブから大きな反発も予想される。須原専務理事は「国際Aマッチなので代表に優先権があるのが大原則」としつつも、「これまでも国内外のクラブと密に連絡をとりながら個別の相談をし合いながらやってきている。それは今回も同じ。反町康治技術委員長を中心に丁寧なコミュニケーションを始めさせていただいている。話し合いをしながら前に進んでいきたい」と述べた。

(取材・文 竹内達也)
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