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田中碧や三笘薫の姿を見て…「すごい悔しかった」と相馬勇紀、「そこに追い付きたい」と決意

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日本代表MF相馬勇紀(名古屋)

 ともに戦ってきた仲間が、A代表の舞台で活躍している。刺激を受けないわけはない。日本代表MF相馬勇紀(名古屋)は「そこに追い付きたい」と闘志を燃やしている。

 昨夏、U-24日本代表の一員として東京五輪に出場した。6試合中、4試合で先発を託され、残る2試合も途中出場でピッチへと送り込まれたように全試合を経験。チームは惜しくも4位となってメダルを逃したが、間違いなく主力の1人として大会を戦った。

 U-24日本代表の活動は東京五輪で幕を閉じた。しかし、その後、A代表にステージを上げて活躍する仲間の姿があった。21年10月のW杯最終予選オーストラリア戦ではMF田中碧(デュッセルドルフ)が先制点を叩き込み、11月オマーン戦ではMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)が決勝点をアシストと、チームの勝利に直結する結果を残していた。

「五輪が終わった後、薫や碧だったり、一緒に戦ったメンバーが日本のフル代表で、チームを勝たせている姿を見て、すごい悔しかったし、自分もそこに追い付きたい思いがあった」

 悔しさもありつつ、同時に芽生えたのが「また同じ舞台で戦いたい」という気持ち。「自分の武器でチームを勝たせられる存在になれることを意識」しながら、まずはA代表定着のためにアピールを続けていく。

(取材・文 折戸岳彦)
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