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スパレッティ、ナポリの勝利にも不満「できることをやっていないと腹が立つ」

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ナポリルチアーノ・スパレッティ監督

 ナポリの指揮官ルチアーノ・スパレッティが、17日のボローニャ戦終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで試合を振り返った。

 スパレッティ率いる3位ナポリは17日、セリエA第22節において、シニシャ・ミハイロビッチ率いるボローニャと敵地で対戦。13日のコッパ・イタリアのフィオレンティーナ戦(ナポリは延長戦の末2-5で敗北)において一発退場と苦い思いをしたばかりのFWイルビング・ロサノがドッピエッタ(1試合2得点)と躍動し、チームを2-0での勝利へと導いた。リーグ戦2連勝を飾ったナポリだが、指揮官のスパレッティは、選手たちのパフォーマンスに不満も感じている。

「このチームは進むべき道が分かっている時、自分たちの持ち味を発揮できる。だが、自分たちを見失ってしまうと、あまりにも緩くなりがちだ。このユニフォームを身にまとっているのであれば、このチームを愛し、応援してくれるサポーターを幸せにする義務がある。個人記録なんてどうでもいい。チームとしての結果をもたらさなければならない」

「私は、できることをしっかりやっていないと腹が立つ。このチームはボールを持ってしっかりプレーしなければならない。フィジカル的に、ボールをエリア内に放り込まれたら、最後まで守り続けることができるチームではない。試合終盤はスペースを使って、もっと上手くコントロールするべきだった。有利な状況であったにも関わらず、相手のパワープレーで困難に陥ってしまった」

「これまでの道中でポイントを取りこぼしてきたが、のちに取り戻すことは難しい。こうして試合に負けたことで、順位表で上位を維持することが困難になってしまう。上位のチームは好調のようだが、我々は意地でも4位以内にたどり着かなければならない。このチームには、そのためのクオリティがある」

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