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復帰目指すエリクセン、2年ぶりにプレミアリーグ復帰か…同郷指揮官率いるブレントフォードが興味

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 ブレントフォードがデンマーク代表のクリスティアン・エリクセン獲得に興味を持つようだ。イギリス『BBC』などが報じた。

 デンマーク代表としてプレーした昨夏のEURO2020初戦フィンランド戦の前半終盤に心停止を起こしたエリクセン。迅速な措置により、幸い大事には至らなかったものの、植え込み型除細動器(ICD)の装着を余儀なくされ、半年以上が経つものの、依然として復帰の目途が立っていない。

 そして、1月の移籍市場を前に、セリエAでICD装着下でのプレーが認められないことから所属していたインテルを退団し、現在無所属。それでも、先日のインタビューでは11月のカタール・ワールドカップに母国の代表として出場することが夢と明かし、復帰に向けた取り組みを続けている。

 来月には30歳の誕生日を迎えるデンマーク代表司令塔だが、現在複数のプレミアリーグのクラブが獲得に興味を示す模様。イングランドにはICD装着下でのプレーが禁止されるといった規則はなく、2020年1月までトッテナムの一員としてプレーしたプレミアリーグのピッチに再び立つ可能性があるようだ。

 中でも、昇格組ながらここまで健闘するブレントフォードがエリクセンの獲得に興味を持つ様子。デンマーク人のトーマス・フランク監督が指揮し、さらに数名の代表チームメイトもいることから同郷のアドバンテージを利用して同選手を確保できることを願うようだ。

 また、先日には古巣トッテナムの指揮官で、インテルではともにスクデットを掲げたアントニオ・コンテ監督がエリクセンにクラブのトレーニング施設を提供することに前向きであると明かしていた。
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