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コンテ、ダービー延期決定のプレミアリーグへ皮肉「負傷者によりリーグ戦が延期なんて人生で初めて」

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トッテナムアントニオ・コンテ監督

 トッテナムアントニオ・コンテ監督は、アーセナル戦の延期を決定したプレミアリーグへの不満を口にした。

 16日に予定されていたプレミアリーグ第22節、トッテナム対アーセナルの“ノースロンドンダービー”。しかし、アーセナルにはアフリカ・ネイションズカップで離脱する選手に加え、負傷や新型コロナウイルスによる欠場者が相次ぎ、プレミアリーグが規定する「13人のフィールドプレイヤーと1人のゴールキーパー」の条件を満たせず、この一戦の延期を申請した。

 そして、このリクエストは試合の前日15日にプレミアリーグにより承認され、ノースロンドンを本拠地に持つライバル同士の一戦は延期されることが決まった。

 しかし、これに対してトッテナムは納得がいかない様子。「この申請が承認されたことに非常に驚いている」と公式声明を出し、新型コロナウイルス関連で欠場する選手以外にも適応されるあいまいなルールへの非難を繰り広げた。

 トッテナムを指揮するコンテ監督もクラブと同様の見解を持っており、18日の記者会見で「私の気持ちとしては、プレーする状況であればプレーしなければいけないということだ」と話し、不満を続けている。

「負傷者や代表戦を理由に試合を延期にすべきではない。新型コロナウイルスは解決するのが難しい大きな問題で、これが理由の時だけ延期されるべきだ。他の状況で適応されるべきではない」

「プレミアリーグが負傷者を理由に試合を延期する決断を下せば、彼らはより良い日程にしたり、試合を減らす努力をすべきだということを意味しているのかもしれない。負傷者によりリーグ戦が延期になるなんて私の人生の中で初めてのことだ。とてもおかしなことでとても驚きだ」

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