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なでしこジャパンFW菅澤優衣香が“エース不在”の不安を一蹴「特に問題はない」

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なでしこジャパンFW菅澤優衣香

 日本女子代表(なでしこジャパン)は21日に女子アジアカップのミャンマー戦を迎える。しかし、大会開幕を前にチームの10番FW岩渕真奈が新型コロナウイルス感染症の陽性反応。なでしこジャパンは大事な初戦をエース不在で戦うことになった。

 それでも、20日のオンライン取材に応じたFW菅澤優衣香は「一番つらいのはやっぱり本人だと思う」と岩渕を気遣いつつ、「自分たちは真奈の思いも背負って、いない間はしっかりとトレーニングに励んでる。明日の試合もしっかりチーム全員で集中して取り組めているので、そこは特に問題はない」と不安を一蹴。“ストライカー”として「チームを勝たせるプレーは常に意識している」と力強く語った。

 また、岩渕のいない攻撃面で期待がかかるMF宮澤ひなたは、アジア大会特有の引いた相手に対して「ずっとパスで挿し込んでいても崩せない。サイドや真ん中から個で打開できる場面では、どんどん仕掛けて相手の間を割っていきたい」と策を練る。

「逆に相手が中で密集しているのであれば、日本らしいパスサッカーで相手を広げる。その中で自分のプレーが、チームに良い影響を与えられたらいいなと思う」とし、「ゴール前のところは大事になってくる。そこはプレッシャーを感じず、楽しみながらやりたい」とエース不在に不安を感じさせないコメントを残した。

 女子アジア杯は20日にインドで開幕。なでしこジャパンはグループリーグ突破をかけて21日にミャンマー、24日にベトナム、27日に韓国と対戦する。

(取材・文 成田敏彬)
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