beacon

ひとりでクルっと“トルメンタ”? 罠にかかったクロース、激怒もむなしくイエローカード

このエントリーをはてなブックマークに追加

罠にハメられたMFトニ・クロース

 レアル・マドリーは20日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦でエルチェに2-1で勝利。0-0の延長戦で先制を許したが、2得点で逆転に成功した。

 R・マドリーは思わぬ苦戦を強いられた。前半をスコアレスで折り返すと、後半も得点を奪えない。攻めきれない試合展開に、フラストレーションが溜まる時間も続く。すると後半33分、MFトニ・クロースが“罠”にはめられてしまった。英『ESPN』が動画で紹介している。

 エルチェは敵陣近くでボールを持ち、FWテテ・モレンテが左サイドからカットイン。クロースの前まで来ると、足裏を使ってターンを決め込んだ。すると、まるでクロースに足払いされたかのように倒れ込んでしまう。

 ひとりで回転しながら倒れ込むのは傍から見たら滑稽そのもの。しかし、主審はクロースの背中越しで足下を見ることができなかったようだ。クロースが倒したものとみなし、イエローカードを掲示。まったく触れていないクロースは無実を訴えるも、判定が覆ることはなかった。

 なお、その後クロースは冷静に試合を運ぶも、延長前半12分にはDFマルセロが一発レッドで退場処分に。R・マドリーは数的不利の中で先制点を許すが、MFイスコとFWエデン・アザールによる意地の連続ゴールで逆転勝利を掴み取った。


●コパ・デル・レイ2021-22特集
●ラ・リーガ2021-22特集

TOP