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エリクセン、ICD装着でもプレー可能なプレミア復帰が迫る…ブレントフォードと半年契約へ

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クリスティアン・エリクセン

 現在フリーのMFクリスティアン・エリクセンが、ブレントフォード加入に近づいているようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。

 昨夏のEURO2020初戦フィンランド戦にデンマーク代表としてプレーしたエリクセンだが、前半終盤に心停止を起こしてピッチに倒れ込んだ。迅速な措置により、幸い大事には至らなかったが、植え込み型除細動器(ICD)の装着を余儀なくされた。その後トレーニングできるほどまでに回復し、現在ピッチへの復帰に向けて準備を進めている。

 先日のインタビューでは、カタールで行われる2022年ワールドカップに出場することが夢と語るなど現役続行への意欲を示したエリクセン。しかし、イタリアではICD装着下でプレーすることは許可されておらず、2020年冬に加入したインテルから先月に退団。現在フリーとなっている。

 そんなデンマーク代表司令塔の新天地として、先日から報じられているのがブレントフォード。今シーズンにプレミアリーグ昇格を果たし、ここまで14位と健闘する同チームには、デンマーク人選手が複数在籍するほか、デンマーク人のトーマス・フランク監督がチームを指揮している。

 そして『スカイスポーツ』によると、ブレントフォードはエリクセンと6カ月の契約締結に近づいているようだ。現在、クラブは同選手がプレーできるコンディションであるか確認中で、また労働許可の申請も必要となるようだ。

 エリクセンは7カ月前に心停止を起こし、ICDを着用することから通常の新加入選手よりもより徹底したメディカルチェックが必要となり、さらにプレミアリーグに登録される前にクラブの心臓専門医からの許可が必要に。イングランドではICD装着下でのプレーは禁じられていないが、仮に同選手の登録が許可されれば、プレミアリーグ史上最初の選手となる。

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