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そっと見えないように隠す…南野拓実がサディオ・マネに優しい気遣い

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FW南野拓実が優しい気遣い

 リバプールFW南野拓実がチームメイトのFWサディオ・マネに対して見せた温かい心遣いに、イギリス『ギブミースポーツ』など複数メディアが注目している。

 リバプールは2月27日に開催されたカラバオ杯決勝でチェルシーと対戦。0-0で突入したPK戦を11-10で制し、10年ぶり史上最多9度目の優勝を飾った。

 試合後には、歓喜に沸く選手たちがトロフィーを掲げるため表彰台に集結。その時にシャンパンファイトの準備をする南野が隣のマネと目が合うと、マネが何かを話し、南野はすぐにシャンパンのボトルを足下の広告看板の裏に隠した。

 マネは敬虔なイスラム教徒として知られ、アルコールを自らに禁じている。この場面ではマネが自身の近くでシャンパンファイトを控えられるかどうか訪ね、南野がそれを尊重して速やかにボトルを隠したのだという。

 同メディアは「自分の信念を貫いたマネに敬意を表し、それを理解した南野にも敬意を表したい」と称えている。

 オフィシャルの集合写真の撮影が終わると、マネは他のチームメイトたちがシャンパンをかけ合うお祝いの場から離れ、その様子を見守っていた。そしてユルゲン・クロップ監督がマネを見つけ、孤立しないよう寄り添っていたとのことだ。


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