beacon

U-19代表候補、山崎同点弾で清水サテライトと引き分け

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4・7 練習試合 U-19日本代表候補 1-1 清水サテライト]

 09年に行われるU-20W杯出場を目指すU-19日本代表候補が7日、静岡県静岡市内で清水サテライトと練習試合を行い、1-1で引き分けた。

 U-19日本代表候補は4-4-2の布陣。先発のGKは権田修一(19=F東京)で、DFは右からDF金井貢史(18=横浜FM)、DF村松大輔(18=Honda FC)、DF浦田延尚(18=横浜FM)、DF佐藤将也(18=名古屋)の4バック。中盤はMF岡本知剛(17=広島ユース)とMF山本康裕(18=磐田)のダブルボランチで、右MFに大竹洋平(18=F東京)、左MFに鈴木惇(18=福岡)。2トップにはFW大前元紀(18=清水)とFW大津祐樹(18=柏)が配置された。

 試合は前半6分、清水の右SB高木純平のクロスをFW長沢駿がヘディングシュート。そのこぼれ球をFWマルコス・アウレリオが押し込み清水が先制する。一方のU-19日本代表候補は足元の技術の高い中盤のパス交換からチャンスメイク。大竹、山本が攻撃に再三絡み反撃していった。21分には大竹からのパスを岡本がスルーし、鈴木がDF裏へ走り込んだ大前へループパスを通した。さらに26分には中盤中央でボールを受けた大竹がトラップで相手DFをかわし、左足ミドルシュートを打ち込む。
 徐々に連携面がかみ合ってきたU-19代表候補は、前半30分から2トップをFW大迫勇也(17=鹿児島城西高)とFW山崎亮平(19=磐田)へ交代。迎えた後半5分、その2人が清水ゴールを破る。大竹に代わって後半から出場した左MF吉田豊(18=甲府)がドリブルで中央へ切れ込み、大迫へパス。大迫がすぐさまゴール前へラストパスを送ると走り込んだ山崎がGKをかわして同点ゴールを決めた。
 後半は浦田を右SBでテストするなど、メンバー、ポジションを大きく入れ替えたこともあり、アタッキングエリアからパスで打開できなくなった。だが、球際での厳しいプレーなど粘り強い守備で清水に得点も許さず。1-1の引き分けに持ち込んだ。

 U-19日本代表候補は9日に磐田と練習試合を行い、合宿を終了する。その後来月4日から14日までベルギー・オランダ遠征、6月にはサウジアラビア遠征を予定。10月下旬から始まるAFC U-19選手権(サウジアラビア)へ向けチーム作りを進めていく。

<写真はU-19日本代表候補・吉田(左)と清水・山本>
(取材・文 吉田太郎)

TOP