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U-19大前不発「何もやっていない」

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[4・7 練習試合 U-19日本代表候補 1-1 清水 清水三保G]

 U-19日本代表候補静岡合宿メンバーの中で最も注目を集める清水FW大前元紀(18)は2トップの一角で先発。約30分間プレーしたがゴールを奪うことはできなかった。。前半19分に右SB金井貢史(18=横浜FM)から右クロスが入ったが、ショートバウンド気味のボールに合わせることができずボールは枠外へ。さらに27分にはMF鈴木惇(18=福岡)からのループパスに反応したが、シュートへ持ち込むことはできなかった。大前は「何もやっていないです。うまくボールが回らずやりづらかった」と悔しがった。

 3月に行われた同代表候補熊本合宿には招集されなかったが、同時期に参加した日本高校選抜のスイス遠征ではローマ(イタリア)からゴールを奪うなど4試合で6ゴールを決めた。清水の長谷川健太監督(42)も「練習試合でも点を取っている。いいものを持っている」と評価するストライカー。今年から招集され始めた年代別代表での爆発にも期待がかかるが、この日はチームメイトたちの守備に完全に封じ込まれた。 
 大前は「点を取るところでアピールしたい」ときっぱり。今回6人が招集されているFW争いを勝ち抜くためにもゴールにこだわっていく。

(取材・文 吉田太郎)

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