[5.24 キリン杯 日本1-0コートジボワール 豊田ス]

　MF香川真司(19=C大阪)が後半30分から途中出場した。19歳68日でのA代表デビューは史上5番目の最年少記録。後半41分には鋭い右クロスを送ったが、FW大久保嘉人(神戸)には惜しくも届かず、GKにキャッチされた。「(コートジボワールは)すごい速かった。プレッシャーも速くて、キープできなくて、ミスもした。そういうところをできるようにしないと」。
　12年のロンドン五輪にも出場できる世代。4月の候補合宿に2段階飛び級で招集され、ついにA代表デビューも果たしたが、試合後は笑顔とはいかなかった。「デビューだけど、悔しい。何もできなかった。個人的には悔しい結果」と唇をかんだ。

(取材・文　西山紘平)