[7.21 J1第18節 浦和1-3川崎F 埼玉]

　浦和レッズはホームで川崎フロンターレと対戦した。前半7分にFW高原直泰のゴールで先制したが、その後3失点し、1-3の逆転負けで首位から陥落した。
以下、試合後の浦和の選手コメント

<浦和>
●FW高原直泰
「出足は良かったけど、あのサッカーを90分間やり続けるのは無理。1-0で勝っていたし、もっと試合をコントロールしたかった」
―ゴールのシーンは?
「いい具合にボールが転がってきたので、あとはシュートを抑えるだけだった。ただ、その後のゲームの進め方が良くなかった。勝っている状況でコントロールしていかないと、今日の試合に限らず、今後の試合でも苦しくなる。修正しないといけない」
―次は鹿島戦だが?
「今日犯したミスを修正して、次のゲームに向けて準備したい」
―後半は足が止まった?
「足が止まったというより、最初の15分はよかったけど、あのサッカーを90分間やるのは、この暑さだし難しい」
―2失点目の直前の場面ではハンドがあったように見えたが?
「手に当たったかなとは思ったけど、笛は鳴らなかったわけだし、結果的に失点につながっている。もっと集中しないといけないし、笛が鳴るまでプレーを続けないといけない」

●FW田中達也
―立ち上がりは勢いがあったが?
「みんなで前半から行こうと言っているけど、前半途中からバランスが崩れた。先制点を取る前からいいプレスで高い位置でボールを取れていたけど、徐々にボールを回されてプレッシャーをかけられなくなった」
―後半10分に交代したが?
「しょうがないです。攻撃も守備も今日はうまくいってなかったと思う。前半の20分ぐらいまではよかったけど」

●FWエジミウソン
「立ち上がりの15分ぐらいはいいサッカーをしていたけど、そこから落ちて、自分たちのミスから得点を与えてしまった。次の鹿島戦に勝てば、また1位になれる。頑張っていきたい」

●MF平川忠亮
「負けたので、次取り返さないといけない。いいところは続けて、修正するところはもう1回確認して、気持ちを切り替えてやるしかない。攻撃でいいシーンはいくつかあったけど、勝たないと手応えにはならない。イメージが悪く終わるので」
―2失点目の直前はハンドがあったように見えたが?
「結果的に入っていないという審判のジャッジ。それはしょうがない。切り替えが遅くて数的不利になった」

●DF田中マルクス闘莉王
「自分たちの時間帯もあるし、相手の時間帯もある。相手の時間帯で耐えないと、試合のプランが崩れる。1回耐えなきゃいけないところで、セットプレーからやられた。後半もどっちに転がるか分からない中で、うちの2回の決定機が入らず、そこを相手に(カウンターで)突かれた。それで勝負あり」
―右ふくらはぎの痛みは?
「それは言い訳にならない。ピッチに出れば、結果を出さないといけない」
―次は鹿島戦だが?
「次が大一番。頑張ります」
―クロスバー、ポストに阻まれたシーンがあったが?
「今日は入らないね。2回ポストとか、GKの正面に行ったり。今年は勝ったり負けたりで安定しない」

(取材・文　西山紘平)