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[五輪]PK献上の本田圭、「審判に邪魔された」

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[8.13 北京五輪GL 日本0-1オランダ 瀋陽]

 痛恨のPK献上につながるファウルを犯したMF本田圭佑(VVV)は主審の判定に不満顔だった。「あとでビデオで見たが、やっぱり試合中に思ったのと同じで、バベルのドリブルが長くて、あきらめたあとに倒れたということだったと思う。審判は最初から、どこかでPKを取ってやろうと決めていたかのようなレフェリングを前半の最初からしていた。そう思うと本当に残念でならない」。
 後半25分、右サイドからPA内にドリブルで切れ込んだバベルを後方から倒したように見えた。主審は迷わずPKの笛を吹いたが、本田圭には納得いかなかったようだ。「審判に邪魔されたとしか言いようがない。せっかくいい試合だったのに…。ああいった形で、負けてしまい、残念でならない」と不平の言葉が続いた。
 PKは不運だったかもしれないが、敗戦の責任を主審に押しつけても仕方がない。実際、90分間を通してミドルシュート以外ではほとんど決定機をつくれず、無得点に終わったのだ。「点が取れなかったのは紙一重。チャンスは何本もあったんで…。やっぱり最後は個人の力だと思う。シュートを打つのは人なんで。そこの技術を上げないと点は入らない」と悔やんだが、チームの軸として3戦すべてに先発しながらチャンスメイクできなかった本田圭のプレーにも不満が残る大会だった。

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