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[五輪]なでしこ佐々木監督&澤、中国戦後会見コメント

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[8.15 北京五輪決勝T・1回戦 日本女子2-0中国女子 秦皇島]

 15日、北京五輪の女子サッカー・決勝トーナメント1回戦が行われ、中国と対戦したなでしこジャパンが2-0で勝利した。以下は試合後の佐々木則夫監督と澤穂希の記者会見コメント。

佐々木監督「今日は中国戦ということだったが、選手が気合いの入ったプレーをしてくれた。積極的にシュートを打っていこうというねらいどおり、アウェイのゲームをしなかった。それが功を奏したと思う」

――ベスト4に入った感想。この先はどこまでいけそうか?
佐々木監督「今日勝ったことで、あと2試合北京で戦えます。それが非常に重要なこと。彼女たちは段々と力をつけてきている。この先のことは僕自身もわからないし、神様だけが知っている。ただ、どんな結果になろうとも、楽しい五輪になることは間違いないと思う」

――(澤への質問)目標だったベスト4入りに、個人としてもゴールを挙げた。率直な感想は?
澤「ベスト4以上が目標だったし、個人的には得点を取ることが目標だったので、うれしい。ここまで来たらメダルを頭に入れながらやっていきたい」

――6月5日に日本は中国に1対3と敗れている。だが、今日は2対0で勝てた。その要因は?(中国人記者)
佐々木監督「中国も我々に勝つという意識でやってきたと思うが、我々の方がベスト4にいきたいという意識が強かった。ベスト4への情熱、勝ちたいという思いが結果につながったと思う」

――次の対戦相手、アメリカにはこれまで勝ったことがない。そのアメリカ戦についてひと言お願いします?
佐々木監督「先日の試合で0対1と負けたとき、隣にいる澤が「もう一度やって、アメリカに勝ちたい」と叫んでいた。なので、そのことは澤に聞いてください」

澤「もうアメリカには負けたくない。アテネのこともあるし、五輪の借りは五輪で返したい。次は負ける気がしない。アメリカに勝って決勝にいきたい」

(取材・文 栗原正夫)

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