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[SBSカップ]U-19日本代表、静岡ユース戦後コメント

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[08.26 SBSカップ国際ユースサッカー第3日 U-19日本代表 3-2 静岡ユース エコパ]

 U-19日本代表は26日、SBSカップ国際ユースサッカー最終戦で静岡ユース(静岡県高校選抜)と対戦。FW白谷建人(C大阪)の2得点の活躍など3-2で勝った。以下、U-19日本代表試合後コメント

●DF下田光平(F東京)
「海外のチームとやるのは今大会がひさしぶりだった。中盤の守備の部分で持ち味を出そうと思っていた。自分の中では通用したところと課題が見えた。ガツガツいって球際で奪うことはできたと思う。攻撃面では奪った後にパス出す時、もうちょっと前に出さなければならなかった。ミスしないように、という意識が強すぎて横パスやバックパスを選択してしまっていた。1タッチ、2タッチのパスをもっと使わないといけないし、もうひとつ先(のパスコース)を見ていかないといけない」

―チームのやるべきことは意識統一できている?
「メンバーが代わってしまっていることでしみ込んでいない感じがしている。もっと試合中に声出すこと。チームとしてもう一回見つめ直すことが必要」

―DFラインの統率は誰が取っていた?
「(金井)貢史のラインコントロールに対応していた」

―気迫の部分などきょうは相手を上回れなかった点もあったが?
「きつくなった時に声が出なくなった。最後までもうひと踏ん張りしなければいけない。予選まで練習から意識変えていきたい。一回一回の練習からしっかりとやっていかないといけない」

●MF鈴木惇(福岡)
「難しい試合になることは分かっていた。モチベーション高く行けたけど、2点を取って引いてしまった。このままではいけないと思っていたけど、悪い流れを切ることができなかった。緊張感がもたなかった。ファウルも多すぎたと思う。相手に比べて動き出しが遅れてしまった。甘さが出てしまった」

―気迫で相手に上回られていたようだが?
「ゴンチャン(権田)が出ているときは後ろから盛り上げてくれるけど。声を出す選手がいなかった。今日はボクと(山本)康裕が出すべきだった」

―序盤は立て続けに得点が入ったが?
「攻撃の形が少なすぎる。回数を増やしていかないといけない」

―足が止まってしまった理由は?
「攻撃的に行き過ぎた。前へ前へと行き過ぎて攻め疲れてしまった」

●MF山本康裕(磐田)
「どっちが上(代表)か分からなかった。どっちが勝ってもおかしくなかった。最後まで向こうが走っていたし、気持ちも上回っていた。セットプレーはもったいない失点をしてしまった。ああいうところが本番でもなってしまうとキツイ。ディフェンスに関してはファウルで止めてしまっていた点も悪かった。あと、攻撃面では4点目を取れなかったことが痛い」

―声の量の少なさが気になったが?
「声については個々の問題。個々が声出して体張らないといけない」

―メンバーの入れ替わりが激しいが、チーム作りは?
「メンバーも固定されていないし、難しいと思うけどそれを理由にしてはいけない。ゴンチャンと自分で引っ張って伝えることを求められている。期待に応えたい」

●FW白谷建人(C大阪)
「ゴールは良かったが、バテテしまったことは反省点。後ろの人たちに申し訳ない。2失点は自分たちの責任でもある。イージーなミスが多いこともチームの課題。サウジは今日のように暑い環境になる。これじゃまずいと思う」

―代表のサッカーは合っている?
「自分としてはクラブよりも代表の方がやりやすい面がある。自分が中心になれるし、FWが動き出す点はやりやすいと思う。クラブは中盤でつなぐサッカーが特徴。自分はへたくそなので裏へ動いてシンプルにボールを受けるという方がいい」

(取材・文 吉田太郎)

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