清水エスパルスは2日、昨季まで湘南ベルマーレへ期限付き移籍していた元日本代表DF斉藤俊秀が静岡県社会人1部リーグの藤枝MYFCへ完全移籍することが決まった、と発表した。齊藤は移籍先の運営会社である株式会社Jプレイヤーズの取締役に就任し、今後はヘッドコーチ兼選手としても活動していく予定。

清水公式サイトより斉藤コメント
「先ずは、皆様に報告が遅くなったことをこの場でお詫び申し上げます。1996年加入から期限付き移籍した2年を含め、13年間在籍したエスパルスから新しい世界に飛び出すことは大いなる挑戦です。ナビスコカップ優勝、ステージ制覇、アジアカップウィナーズカップの優勝など、多くの幸せな経験と二度の大ケガなどの辛い経験も味わいました。そんな晴れの日も雨の日も、いつも変わらず応援していただいたエスパルスのサポーターの皆様には、本当に感謝しております。エスパルスでのプロ生活で得たことに誇りを持ち、新たな経験を貪欲に吸収して、さらに成長したいと思います。新しいチャレンジになりますが、温故知新の教えを守り、謙虚に、礼儀を持って取り組んでいく所存です。私もまだまだ未熟者ですので、厚かましいですが、これからも皆様のご声援がいただけたら幸いです。そして、いつの日か、私の生まれ故郷である清水に恩返しするべく、一回りも二回りも成長した姿をお見せできるよう、日々精進してまいります。今後とも、よろしくお願いします」

(文　吉田太郎)