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[大学]J10クラブ注目の流経大・林「関東2連覇目指す」

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 アマチュアサッカー界ナンバー1守護神が新シーズンへ向けての豊富を語った。JR東日本カップ2009 第83回関東大学サッカーリーグ戦前期(11日開幕、西が丘ほか)の記者会見が行われ、Jリーグ10クラブが注目しているという流通経済大の全日本大学選抜GK林彰洋(4年=流通経済大柏高)が出席。「(昨年に続き)2年連続優勝目指して頑張る」と宣言した。

 大学サッカー界1の選手層を誇る流通経済大からは今季J1、J2、韓国Kリーグに計13選手がプロ入り。今年も鹿島MF船山祐二の弟・FW船山貴之(4年=柏U-18)らタレント揃うチームだが、194cmの長身と高いセービング能力、そしてオシムジャパン時代の日本代表候補合宿にも選出された実績を持つ林の注目度は別格だ。
 林は昨年、8月に負った左手小指骨折の影響で長期離脱。シーズン終盤に復帰したが、故障離脱中に正守護神となったGK増田卓也(現2年=広島皆実高)が好守を見せていたことにより、スタメンの座を取り戻すことができなかった。「昨年は怪我を乗り越えることができませんでした」と苦笑したが「サッカーに関係ない人にも相談にのってもらって気持ちを切り替えることができたと思う」。その言葉通り、今春は“ライバル”増田を抑えて全日本大学選抜メンバーに選出されるなど、状態は上向きだ。
 今年は進路も決まる大事な1年。しっかりと自分の足元を固めて、自分を見つめながらサッカーをしていきたい」と誓う守護神が、屈辱のベンチを味わった昨年の悔しさも込めて、混戦が予想されるリーグ戦の主役となる。

(取材・文 吉田太郎)

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