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[大学MOM_3]筑波大FW不老祐介(1年)_デビュー戦G!

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[大学マン・オブ・ザ・マッチ]

[4.17 第83回関東大学サッカーリーグ1部リーグ第2節 筑波大 2-0 神奈川大 三ツ沢陸上]

 筑波大の1年生FW不老祐介(広島ユース)が大学デビュー戦で初ゴールを決めた。前半33分だ。不老は右サイドでボールを受けると鋭いターンでPAへ進入。体ごと止めに来たDFのファウルにより、PKを獲得した。そして自らPKスポットに立つと右足でゴール左へシュート。デビュー戦でいきなり初ゴールを決めた。
 0-3で敗戦した開幕戦・早稲田大戦(12日)はベンチ外。だが翌日に行われた大宮との練習試合で2得点を挙げ、アピールに成功した。この日はその時コンビを組んだFW瀬沼優司(1年=桐光学園高)との2トップで先発。「いきなり出るとは思っていなかった。とにかく頑張ろうと思った」という不老は、瀬沼とともに前線から激しくボールを追いまわして守備で貢献、そして初ゴールでチームを勝利へ導いた。風間八宏監督は「今日は1年生の2トップ。前線からよく守備をしていた。(技術面ではまだだが)彼らには(今後に大きな)可能性がある」。また大塚翔太主将(4年=大津高)も、前線から走り回っていた1年生FW2人の奮闘をまず讃えていた。

 広島ユース時代にはU-18日本代表候補メンバーにも選出されていた不老。「4年間大学サッカーで磨いて、プロで通用するレベルになりたい」と誓う。相手最終ラインの裏へ抜ける動きに自信を持つアタッカーは、広島の大先輩・佐藤寿人のように「抜ける」、そして「決める」FWになって、4年後にJへ再挑戦するつもりだ。

(取材・文 吉田太郎)

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