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U-20日本代表候補合宿、22日練習後の岡田監督コメント

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 U-20日本代表候補は22日午後、静岡県御殿場市合宿最終日の練習を行った。同メンバーは8対8対8の変則ゲームなど約2時間のトレーニングを行い、合宿を終えた。以下、合宿最終日練習後の岡田武史監督コメント

岡田武史監督
―この世代からA代表に入って来る可能性は?
「金崎(夢生)や香川(真司)はこの年代でA代表に入っている。可能性がないわけじゃない。ただ、W杯予選の中で『初めてA代表に呼ばれてうれしい』じゃ戦えない。(技術もだが)どうしても戦いという気持ちを持っている選手がA代表に入ってくると思う。(10年以上前)ボクが代表のコーチで中田ヒデ(英寿)が代表に入ってきたばかりの頃、毎日練習後に30分間は彼とボールを蹴っていた。今の代表でも一番最後までボールを蹴っているのは(エースの中村)俊輔。こういうところが結果に出てくる。努力して欲しい」
―16歳の宇佐美選手については?
「技術委員会から能力高いと聞いていた。(実際に見て)技術、フィジカルともに見劣りしない。かなりポテンシャルが高いと思う」
―この世代の選手たちの課題は?
「課題はそれぞれにあって、ひとつではない。個の部分ではイランや韓国に比べて劣るところがまだある。目標のために何が必要か自分に問いかけて、高い目標を持ってやって欲しい。ただ、ボクが目標を与えるわけではないので今回の合宿がきっかけになればいいと思う」

(取材・文 吉田太郎)

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