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復帰の大久保にまたアクシデント、左ひざひねって退場

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[5.31 キリン杯 日本4-0ベルギー 国立]

 体調不良から復帰したFW大久保嘉人(ボルフスブルク)に思わぬアクシデントが襲った。後半32分、FW矢野貴章が4点目を決めた直後だった。GKがゴールネットに入っていたボールを蹴り出すと、大久保の足先をかすめ、左ひざをひねった。

 「全然、力が入らなかった。やめた方がいいかなと思って」と後半37分にピッチを去ると、6枚の交代枠を使い切っていたため、残り時間は10人での戦いを余儀なくされた。

 23日のブンデスリーガ最終節直前に40度の発熱を出しダウン。ドイツではなかなか出場機会に恵まれず、コンディション、試合勘を取り戻す意味でも重要な試合だった。「久々にやったし、すごいきつかった。動く回数を増やそうと思っていた。体力が戻ってなかったし、それをテーマにした。次に生きると思う」。病院で検査を受けるかどうかはあすの様子を見て決めるというが、本人は復調に前向きだっただけに、負傷の具合が気がかりではある。

<写真>日本FW大久保
(取材・文 西山紘平)

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