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日本vsカタール 選手採点

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[6.10 W杯アジア最終予選 日本1-1カタール 日産ス]

 4大会連続4回目のW杯出場を決めた日本代表は10日、W杯アジア最終予選第7戦でカタール代表と対戦。前半2分、DF内田篤人の右クロスが相手DFのオウンゴールを誘って先制したが、後半8分にPKで同点に追いつかれ、1-1の引き分けに終わった。
以下、選手採点

GK
1 楢崎正剛(名古屋)
6.0 カウンターのピンチにも冷静に対応。連続完封記録は止まったが、PKでの1失点は仕方がない。

DF
6 内田篤人(鹿島)
6.0 前半2分にカウンターから右サイドを駆け上がり、先制のオウンゴールを誘発。その後も精度の高いクロスをゴール前に送ったが、守備で裏を取られるなどピンチも招いた。

2 中澤佑二(横浜FM)
5.0 バイタルエリアを相手に使われ、守備で後手を踏み、センターバックの間を通される場面も。PKの判定は厳しかったが、主審の不安定なジャッジは試合を通して見られただけに、十分に気を付けてもほしかった。

4 田中マルクス闘莉王(浦和)
5.5 中澤同様、守備で後手に回った。自身のミスもあり、安定感を欠く。攻撃では鋭いフィードも見せたが。終盤のパワープレーもゴールには結び付かず。

15 今野泰幸(F東京)
5.5 果敢な攻撃参加を見せ、左サイドで数的優位をつくってチャンスを演出。ただ、守備では1対1を抑えきれず、自分のサイドから何本もクロスを上げられた。

MF
5 阿部勇樹(浦和)
4.5 前半41分に自身のミスから決定的なピンチを招くなど、ボランチに入りながら守備に安定感を欠く。縦へのパスも少なく、攻守両面で課題を残した。

7 橋本英郎(G大阪)
5.5 バイタルエリアを埋めきれず、守勢を強いられる。運動量は多く、攻撃参加も積極的だったが、決定的なパスや動きはなかった。

14 中村憲剛(川崎F)
5.0 トップ下で先発も下がりながらのプレーが多く、低い位置からのスルーパスが目立った。危険なプレーが少なく、後半途中からはボランチに下がった。

8 松井大輔(サンテティエンヌ)
6.0 後半13分から途中出場。鮮やかなテクニックとドリブルでリズムを変えた。ただ、強引な突破は相手の網にかかるなど勝ち越しゴールを奪うには至らなかった。

16 本田圭佑(VVV)
 後半36分から途中出場。出場時間が短いため採点なし。

FW
10 中村俊輔(セルティック)
6.0 先制点につながるボールキープからのスルーパスは見事。相手にとって危険なパスでチャンスを狙い、不調な攻撃陣の中で貫録を見せた。

9 岡崎慎司(清水)
5.5 連戦の疲労か、動きにキレがなく、ポストプレーでもボールを収められなかった。シュートの精度も欠き、4戦連発ならず。

11 玉田圭司(名古屋)
5.0 岡崎とのポジションチェンジで相手をかく乱させたが、ボールを引き出す動きが少なく、ポストプレーでもミスが目立った。

13 興梠慎三(鹿島)
5.5 後半22分から途中出場。持ち味のスピードは見せたが、出場直後のGKとの1対1は決めてほしかった。

(取材・文 西山紘平)

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