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6/15A代表練習後の岡田監督コメント

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 17日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(メルボルン)に向け、敵地で調整中の日本代表は15日、メルボルン市内のオリンピックパークで練習を行った。頭痛と発熱のため練習を2日連続で休んでいたDF中澤佑二(横浜FM)はこの日も練習を欠席。オーストラリア戦欠場が濃厚になった。
以下、練習後の岡田武史監督コメント

岡田武史監督
―守備の確認をしていたが?
「毎試合前に1回はやるようにしている。FWだけでシュート練習もやらせたいし、その時間があるから」

―中澤が不在の中で、いろんな組み合わせを試していたが?
「今までもメンバーを替えながらやっている。ルーティンワークでやった」

―先発は決まっている?
「だいたい固まっている」

―今後に向けたテストもしたいか?
「ある程度、いろんなベースができてきた中で、それを少しずつ上げないといけない。カタール戦はその前提ができてなかった。練習前のミーティングでも、カタール戦と比較するビデオを見せて、選手には話をした。新しいことをテストするのではなく、今までやってきたことを1歩、2歩と進めることが大事。ベストメンバーじゃなくてもできることを見せないといけない。W杯ではケガ人とか何が起こるか分からない。この状況、この相手でも、相手に合わせなきゃいけないようなチーム力ではないと思っている」

―オーストラリアの印象は?
「変わっていない。ひとりひとりの技術の精度が高いし、強さもある。ミスの少ないチーム。失点もゼロだし、固い。きちっと正確にやってくるので、1対1で負けていると、作戦とか関係なくやられちゃう」

―相手の無失点記録を止めたい気持ちが強い?
「そういうネガティブパワーではなく、オーストララリアを破りたいと思っている。いいチームだし、首位にいるし。十分その力があることを示したい」

―ボランチで今野を試していたが?
「最終的には、いくつかのポジションに関してはあしたの練習で試合形式をやって決める。ボランチは(阿部)勇樹、橋本、今野のうちの2人になる」

(取材・文 西山紘平)

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