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ロッベン止めた内田「速かったけど、負けなかった」

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Text alert@オランダ・エンスヘーデ
[9.5 国際親善試合 オランダ3-0日本 エンスヘーデ]
「勝ちたかったから、自分の持ち味を出すというより、しっかり守備をしたかった」

試合前、勝つことにこだわって戦いたいと話していた内田篤人(鹿島アントラーズ)が、世界屈指のサイドアタッカー、アリエン・ロッベン(バイエルン・ミュンヘン)との1対1でほぼ”全勝”を飾った。

立ち上がり、動きの硬かったロッベンは、ボールを持って前を向いても無理に勝負を仕掛けようとはしなかった。最初に突破を試みたのはエンジンがかかってきた前半32分。タッチライン際のドリブルで内田を抜こうとチャレンジしたが、一瞬抜きかかった直後に再び追いつかれてボールを下げた。38分にもロッベンにパスが入りそうになったところを内田が完璧に対応。チャンスを作らせなかった。

「縦に行くと速いんだろうなと思っていたら本当に速かったけど、そんなにぶち抜かれてというのはなかったからね。速かったけど負けなかった」

Jリーグでは最もスピードのあるサイドバック・プレーヤーの内田。世界レベルのロッベンを抑えたという自信は今後の財産になりそうだ。

<写真>幾度も激しい攻防を繰り広げた内田とロッベン
(取材・文・矢内由美子)

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