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[コマスポ] 2日に激突。慶大-駒大戦プレビュー

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 第83回関東大学サッカーリーグ1部・後期第16節は2日、東京・江戸川区陸上競技場で午後5時50分から、慶大-駒大が行われる。

 駒大は前節、首位・流通経済大と対戦。相手の退場で数的有利となったなかで先制するも、3分間で逆転を許し連勝が3でストップした。

 今節は、勝ち点25で並ぶ慶大と対戦する。慶大は前節の神奈川大戦を2-2のドローとし、後期は2勝1敗1分としている。慶大のサッカーは、中町公祐、河合陽介の中盤の2人を中心としたパスサッカー。この2人が絡むプレーほどチャンスにつながるので、駒大としては、パスの出どころと入るところへのディフェンス陣のケアがカギとなる。

 駒大攻撃陣は、前節の流通経済大ではチャンスの場面を決め切れず、試合後に秋田監督は「今は決定的なストライカーがいない。今もよく頑張っているけど」と不安を隠しきれなかった。現状ではユニバ代表のエース、三島康平の復帰待ちとなるが、今先発している佐藤佳成田中信也の連携も、試合を重ねるたびに良くなっているのも事実。駒大の大きな武器であるセットプレーなど、エースを欠いた中でもチームで1点を取りに行く姿勢が問われる。

 これら攻守の課題を良い形で見せていたのが14節の専修大戦。この試合は苦しい展開ながら無失点で切り抜けたディフェンス陣の粘りが光った試合だった。さらに、攻撃陣もFW以外の選手で得点しているため、チームで点を取りに行った結果が現れたといえるだろう。

 この試合を勝てば、順位も最高で3位まで上がる可能性がある。逆に落とせば上位に離され、中位争いも視野に入ってくる可能性があるだけに、この試合は是が非でも落とせない。上位を目指す戦いを続けられるのか? 駒大の真価が問われる一戦となる。

関東1部L特集

(文 駒大スポーツ・東條貴史)

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