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代表通算17点目の中澤が"J超え"誓う

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[10.8 アジア杯予選 日本6-0香港 アウスタ]

 日本代表DF中澤佑二(横浜FM)が“Jリーグ超え”を誓った。主将として最終ラインからチームを鼓舞したセンターバックは後半6分、ショートコーナーからMF大久保嘉人の左クロスをヘディングで叩き込み、3-0とする追加点も自ら決めた。

 「前半に決めたかった。ああいうところで決められるかどうかが、世界が相手になるときに重要になる」。1-0の前半26分、右CKで大久保と重なり、フリーのチャンスを逃したことを反省していたが、国際Aマッチ93試合目で通算17得点目。DF歴代最多得点を次々と塗り替えている。

 これには「Jリーグ(での得点数)を抜くかな。こんなこと言うと、マリノスには怒られるかもしれないけど、Jリーグを抜けるように頑張りますよ」と笑顔で話していた。

 10月4日の今季第28節終了時点で、J1通算307試合出場24得点。約3分の1の出場数ながら、代表でのゴール数があと7点で追いつくところまで来ている。

 「点差が離れてから全員がボーっとしているときもあった。締めるときは締めないと。まだまだ目指しているところは高いですから」。W杯ベスト4に本気でチャレンジしている中澤。守備でも攻撃でも、そのボンバーヘッドで岡田ジャパンを引っ張って行く。

<写真>日本代表DF中澤(22番)
(取材・文 西山紘平)

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