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石川を独スカウトが極秘視察

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 10日のスコットランド戦で2072日ぶりに日本代表戦に出場したMF石川直宏に、欧州も感心を寄せていた。11日付のスポーツニッポンによると、ドイツ・ブンデスリーガのドルトムントのスカウトが極秘に試合視察し、熱視線を送っていたという。

 9月19日のG大阪戦には、浦和の高原直泰を担当していた欧州の代理人、トーマス・クロート氏が視察に訪れ、石川の代理人と会談するなど、世界からも注目を浴び始めていた石川。もともとは海外志向は強く、05年夏にはセリエA・トレビゾへの移籍が成立寸前までいった経緯がある。

 スコットランド戦のプレーは岡田武史監督から高く評価され、本人も試合後、「試合前はいろんな思いがあったけどゲームに入れば集中できた。海外との試合は久しぶり。28歳で経験するのは遅いけど面白かった。次はゴールに絡むことをモチベーションにしたい」と語っていた。上り調子のスピードスターの前には、W杯出場だけではく、欧州移籍の夢も広がってきた。

石川が躍動!

(文 近藤安弘)

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