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怪物森本が練習遅刻で“百叩きの刑”

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スコットランド戦で存在感抜群の代表デビューを果たした森本貴幸(カターニア)が、11日の練習に向かうバスの集合時間に遅刻。岡田監督から大目玉をくらった。

午後3時半に練習が開始すると、岡田監督は選手を集め、円陣を作った。ここまではいつもの光景。だが、10分間余りの青空ミーティングの途中で、突然に笑いが起こった。

「あれは森本が遅刻したので、みんなにどうするか聞いたんだよ」と岡田監督。選手の口から「逆さ張り付け」「百叩きの刑」「土下座」などの厳罰が次々と飛び出す。岡田監督に「どれがいいんだ?」と聞かれた森本は「じゃ、百叩きの刑でお願いします」と返答。そこで笑いが起きたという。

岡田監督は「俺は一発入れたよ」と笑いながらも、その後は森本ら新メンバーのために特別講義。「速いサポートや、シンプルにボールをさばくこと。チームのコンセプトをもう一度言った」と、フォローもばっちり。アメとムチでチームを引き締めていた。

一方、森本は遅刻について聞かれると「コンディションをあげていきたい」と、おとぼけコメント。ここでも大物ぶりを発揮していた。
(取材・文・矢内由美子)

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