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本田と俊輔が「じゃんけん」でFKの順番を決める

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 MF本田圭佑(VVV)が14日のトーゴ戦でMF中村俊輔(エスパニョール)と「じゃんけん」でFKを蹴る順番を決めていたことが分かった。16日付の日刊スポーツが報じているもので、9月のオランダ戦ではFKのキッカーをめぐって衝突もあった2人だったが、トーゴ戦ではハーフタイムに「じゃんけん」でFKの順番を決めたという。

 本田は「俊さん(中村)が僕のことを尊重してくれていると感じた。自分も偉大な選手として、もっと俊さんをリスペクトしないといけない」とコメント。実績でも経験でもはるか上をいく先輩の配慮に心を打たれたようだ。

 オランダ戦では俊輔がフリーの本田にパスを出さない場面もあり、10月の合宿でも練習中に2人が言葉をかわすシーンはほとんど見られなかった。だが、トーゴ戦では俊輔の左クロスから本田がポスト直撃のヘディングシュートを放つなど2人の連係も向上されていた。

 本田は「お互い子供ではないですから。W杯を犠牲にしてまで、お互い私情は入れない。W杯での勝利を最優先に考えたとき、自然に会話が生まれた。必然的な流れだった」と話している。

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