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[スポ東]東洋大、2戦無得点で下位に敗戦

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[10.25 関東大学2部第18節 東洋大 0-2 上武大 足利陸上]

 第83回関東大学サッカーリーグ2部は25日、足利市総合運動公園陸上競技場で東洋大と上武大が対戦。前節0-3で朝鮮大に敗れ、8位に後退してしまった東洋大は、勝てば2部残留決定、という大事な試合だったが、前半に2失点を喫し、11位の上武大にまさかの敗戦。今日の試合で2部残留を決めることはできなかった。

 いきなりの失点だった。DF若狭(国2・浦和学院)のクリアミスから、相手にミドルシュートを放たれ、開始2分で失点してしまう。なんとか追いつきたい東洋大は、MF本橋(国4・三菱養和SC)、MF勝野(国2・大宮Y)の両ボランチを起点に攻め込む。FW田春原(国3・市立船橋)やDF黛(国4・市立船橋)らがシュートを放つも、ゴールを奪うことができず、苦しい展開になる。

 そして、前半終了間際の44分には、「いらないところでのファールが失点につながった」と西脇監督が話したように、FKを直接決められ0-2。逆に差を広げられたまま、前半を終える。
 
  迎えた後半は、MF小島(国3・前橋育英)、FW野崎(国1・大宮Y)を投入。さらにはDF黛を前線に上げ、得点を狙う。しかし、守備が手薄になったところを上武大にカウンターで攻め込まれ、攻撃に専念することができない。後半終了間際には、FKのチャンスを得るも、MF宮崎(国4・湘南Y)の蹴ったボールはGKの正面で、万事休す。0-2のまま試合は終了した。
 
 ここ2試合で攻撃面は無得点、守備面は5失点、と元気が無い。後期も残り4試合。次節は現在4位の日体大が相手だが、なんとか勝利を収め、「2部残留」を勝ち取りたいところだ。

大学サッカーコーナー

以下は試合後のコメント

●西脇監督
―今日勝てば残留でしたが。
「負けてしまって残念。1失点目はクリアミス。2失点目はいらないところでのファール、と東芸大(東京学芸大)の時のように、ミスから失点してしまっている。(相手は)簡単にシュートが入ってしまっていた。結果論になるが、決定機を決めていれば、悪い試合ではなかった」

●MF本橋(国4・三菱養和SC)
「失点の仕方が悪い。2本のシュートでやられてしまった。後半攻められたのは、攻めるために前に行っていたので仕方がない。決定機を決めていればの一言。今日は勝野とボランチを組んだが、違和感無く普通にやれた。上手くつなげていけたと思う。ただ点につながっていないのが……。自分も前にいる時は点を狙いたい。もちろん後ろでも。次節は、前期にも負けているので必ず勝ちたい。相手は昇格争いという高いモチベーションでやってきている。そんなチームと戦えるのは楽しみでもある。守(菅沼)がまだ後期点を取れていないので、早く後期1点取って、守が復調すれば勝てる」

●MF勝野(国2・大宮Y)
「今日の負けは痛い。もったいない。早く残留を決めたかった。失点が2つともクリアミスだとかミスからのシュートでもったいなかった。自分が反応できていれば、防げていたと思う。監督は評価していた??榲・任垢・・F釮魯椒薀鵐舛箸靴峠个董⊂綣蠅・任④燭箸六廚Α・\瓩蓮∩蠎蠅盒・い靴發・F釮澆燭い併邱腓呂任④覆ぁ・好圈璽鼻▲僖錙爾箸發防蕕韻覆い茲Δ亡萃イ蠅燭ぁ悳n

(文 スポーツ東洋・菅野滋之)
(写真 同・草なぎ裕吾)

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