-1分間の逆転劇、ベスト4へ進出!-

　インディペンデンスリーグ2009(Iリーグ)の3次決勝トーナメント1回戦は10月31日、東京・法政大学城山グラウンドで駒大とKU-SEKI(神奈川大学)が対戦し、2-1で駒大が勝利した。駒大はベスト4進出を決めた。次節は11月8日(日)13:00から法政大学城山グラウンドで法政FCと対戦する。

　「立ち上がりに全員が集中しきれていなかった」とMF江川昇吾が語る通り、開始早々の2分にGK松浦和己のイージーなキックミスをKU-SEKIのMF中武駿介に拾われ、FW廣川一樹にゴールを献上。駒大はいきなり劣勢に立たされる。

　その後は駒大が攻め、KUがカウンターを狙う構図に。しかし、どちらも決定機を決め切れず、前半は0-1で折り返す。

　後半も駒大が主導権を握り攻勢に出たが、ゴール前を固めるKUにことごとくクロスを跳ね返され、なかなかシュートまで持ち込むことが出来ない。

　迎えた70分、佐藤岳の右CKをゴール前でフリーになっていた江川が頭で合わせて1-1同点に追いつく。さらに、そのキックオフからインターセプトでボールを奪ったDF伊藤駿がロングフィード。左サイドに走りこんでいたMF星大智が折り返し、磯本圭吾が押し込んでわずか1分で逆転に成功。一気に波に乗る。

　KUも途中交代のMF佐々木徹の30mはあろうかというロングスローからチャンスを作るが、駒大DF陣の体を張った守りの前に、シュートを枠に飛ばすことが出来ず。後半は集中を切らさなかった駒大が、KU‐SEKIを振り切りベスト4へ駒を進めた。

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(文・駒大スポーツ 近藤信太郎)

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