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[コマスポ]20日開幕のインカレへ、エース三島が上り調子!

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-「負けたら終わり」冬の日本一決定戦いよいよ開幕!-

 第58回全日本大学サッカー選手権大会1回戦は20日、埼玉県熊谷陸上競技場で午後1時50分から駒大-新潟医療福祉大が行われる。

 先月21日の劇的勝利から早1ヶ月が経とうとしている。いよいよ今週末から駒大の「日本一」を目指した戦いが始まる。

 「国立で監督を胴上げできるように頑張る」。早大戦のヒーロー那倉夢人(FW、4年)はこう意気込んだ。今夏の総理大臣杯では、静岡産業大に延長の末に敗れ悔しい経験をしているだけに、この大会に向けてはかなりの気合が入っている。

 駒大は、本番1週間前の12日にテストマッチを行った。相手は、全国高校サッカー選手権を控えている埼玉県代表の西武台高校。40×3本の4-0、5-1、1-0で駒大が勝利を収めた。スタメンが予想されるメンバーで挑んだ1本目は、FWの三島康平が1得点2アシストの活躍。復調をアピールした。

 カテゴリーは違うが、全国大会を戦う者同士。随所に気持ちのこもったプレーで、お互いにとって有意義な練習試合となった。

 対する新潟医療福祉大は、北信越リーグを連覇して、インカレに名乗りをあげた。その新潟医療福祉大も21日に来季からJ2に降格する千葉と練習試合を行った。結果は、1-9の敗戦。相手はプロなので、直接的なデータにはなりにくく不調とは言い難い。試合の入り方に対して、駒大にとって慎重になることにこしたことはないだろう。

 今週末に迫った大事な試合。キャプテンの中山友規(4年、DF)は「インカレ出場のどのチームも優勝を目指してくるので、それに負けないようにうちは駒大サッカーをやって優勝を目指したい」と話した。中山だけでなく多くの4年生は優勝を目指すと話す。

 これに対し、秋田浩一監督は、早大戦後に現段階での完成度を問われ「60%程度」と現実をみる。そして、最後に「まず1つ勝つ」と話した。その初戦を良い形でものにすれば勢いに乗り、選手たちの願いでもある「国立で監督を胴上げする」というのも現実となるはずだ。

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(文・駒大スポーツ 東條貴史)
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