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会長の求める秋春シーズン制にチェアマンはNO!

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 日本サッカー協会の犬飼会長が、来年1月12日の常務理事会でJリーグの秋春シーズン制移行を再提案するとした件で、Jリーグの鬼武チェアマンは25日、現行の春秋シーズン制が望ましいとの考えを改めて示した。
 26日のスポーツニッポンによると、鬼武チェアマンは秋春制を導入した場合の、スタジアムの改修費や観客数増減の研究をすることは前向きだった。しかし、すでに今年3月のJFA・Jリーグ将来構想委員会で見送りを決めたとあって「スタンスは変わらない」と強調したという。
 犬飼会長は“欧州志向”で、本場の日程にあわせることで移籍市場や代表戦のスケジュールが組みやすいことから秋春制を提唱。対する鬼武チェアマンは、寒さによる観客減、寒冷地での試合開催による経費増などを懸念し、反対の立場をとっている。
(文 近藤安弘)

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