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[高校新人戦]山梨学院、J注目FWの復帰は3月か

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[1.23 山梨県高校新人戦2回戦 山梨学院大付 5-1 巨摩 山梨学院G]

 23日、第88回全国高校選手権で優勝した山梨学院大付の新チームは、FW林憲吾(2年)のハットトリックの活躍などにより、巨摩に5-1で快勝した。

 J注目のU-18日本代表候補FW加部未蘭(2年)は骨折している右足甲にギブスがはめられたままでこの日は欠場。ピッチサイドからチームメイトの戦いを見守った。全国高校選手権では強行出場を重ねていただけにその後の回復状況に注目が集まるところだったが、本人の話では「思ったよりも早く治りそう」とのこと。「3月くらいには試合にも出られそうです」と表情を緩めていた。

 現在はプールでトレーニングを行う毎日。1.5km泳ぐ日もあるという。上体の力が増し、187cm、76kgの身体から繰り出されるプレーはよりパワーアップしそうだ。選手権ではトップスピードで走ることができず、ポストプレーに専念。ゴールも奪うことができず「何もできなかった」と振り返った。力をセーブしながらではなく、全快で暴れまわる時のために、今は我慢してコンディション管理。横森巧監督が「(コンディションが)出来上がればいい」と語る総体予選の6月には、ダイナミックな高速ドリブルからゴールを連発してみせる。

(取材・文 吉田太郎)

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