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[高校]船橋北猛反撃も届かず、幕張総合が決勝へ:プリンスL参入戦千葉予選

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[1.31 プリンスリーグ関東2部参入戦千葉県代表決定戦準決勝 幕張総合 2-1 船橋北]

 プリンスリーグ関東2部参入戦千葉県代表決定戦準決勝第2試合、幕張総合高対船橋北高は2-1で幕張総合が勝ち、柏U-18と戦う決勝へ駒を進めた。

 試合は立ち上がりから船橋北がペースを握った。船橋北は柳田広夢と小磯翔太の2トップを果敢に裏に走らせて、縦パスを多用し、幕張総合の高いDFラインの裏を積極的に突いた。

 しかし、先制したのは幕張総合だった。23分、船橋北の一瞬の隙を突き、カウンターからエースストライカーのFW森田陽彦が抜け出して先制弾を叩き込んだ。これで流れを掴んだ幕張総合は、30分、左サイドを突破した森田が、そのままドリブルシュートを決めて、リードを2点に広げた。

 2-0で迎えた後半、船橋北も反撃に転じる。8分、左FKを得ると、MF石丸純のキックをDF一戸晃がドンピシャヘッドで合わせる。だが、これは幕張総合GK沖野泰斗がファインセーブ。直後の9分、船橋北は接触プレーでGK山田涼介が負傷し、急遽控えGKの佐伯誠二を投入するアクシデントに見舞われたが、代わって入った佐伯が1対1を2度ストップするなど奮起し、幕張総合に追加点を許さない。

 すると、さらに勢いに乗った船橋北は32分に小磯の右CKを、中央でDF押野勇輝がヘッドであわせ、1点を返すと、その後も猛攻を仕掛け、幕張総合ゴールに襲い掛かった。37分には再び押野が決定的なヘッドを放つが、これは幕張総合の身体を張ったブロックに合うなど、あと1点が遠かった。

 試合はそのまま終了し、幕張総合が2-1で粘る船橋北を振り切り、決勝進出を決めた。

<写真>1点を争う好ゲーム。船橋北は交代出場のGK佐伯誠二が好守を連発したが幕張総合が逃げ切った
(取材・文 安藤隆人)

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