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[ケイスポ]慶大、第1節「勢い」で神大を完封

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慶應スポーツ

[4.11 関東大学サッカー1部第1節 慶応義塾大 4-0 神奈川大]

 第84回関東大学サッカー1部リーグが開幕。11日には昨年5位の慶應義塾大が神奈川大と対戦し、4-0で快勝した。ゲキサカでは今シーズン、慶應スポーツ新聞会のご協力により、慶大のマッチレポやコメント、試合プレビュー記事などを掲載させて頂くことになりました。09年U-20日本代表で清水エスパルス特別指定選手のMF河井陽介(3年=藤枝東高)ら年代別日本代表選手を多数擁する慶大レポート。ぜひお楽しみください。



 快晴の下、桜の花が満開を迎えた4月11日、新生慶應イレブンの戦いが始まった。初戦の相手は、昨年度1分1敗と相性の悪かった神奈川大。しかし、主将のDF三上佳貴(4年=藤枝東高)曰く「勢いのあるチーム」だという今年の慶應は、終始攻め続け神大を圧倒した。前半11分、FW川久保理(2年=國學院久我山高)からのパスを清水エスパルス特別指定選手のMF河井陽介が決めて先制すると、そのわずか2分後にはFW深澤良(4年=清水東高)が相手のこぼれ球を冷静に決める。

 そのまま2―0で前半を折り返すが、後半に入ってもその勢いがとどまることはなく、後半24分には直接FKからのパスを09年U-20日本代表DF田中奏一(3年=F東京U-18)が決めるナイスプレー。さらに36分にはMF山浦公裕(2年=F東京U-18)のパスを受けた深澤がダメ押しの4点目。昨年度苦しめられた神大相手に見事無失点を守り、初戦を大勝で飾った。新しいメンバーでのプレーに手応えを感じられる試合となった。

以下、選手コメント

●DF笠松亮太副将(3年=東京Vユース)
―試合を振り返ると。
「4-0という結果は本当にいい出だしだと思うので、自分たちのやりたいことをちゃんと表現できたかなと思うので。まぁいいスタートができたと思います」
―ただ相手の出来が良くないという部分もあったと思うのですが?
「そうですね、実際すべてがすべてできたという訳ではないですけど。どんな相手に対しても勝つということは大切ですし、まして開幕戦は難しいので。その中でしっかりと後ろは『ゼロ』、前は『4』という結果を残せたことは今後につながる、相手がどうであれ次につながる試合になったと思います。3ボランチもうまく機能しましたし、(大塚)尚毅を中心にしっかりと守備の部分を統率することができたので。あとは終盤ちょっと落ちていた運動量という部分を修正していけたらと思います」
―次節は早大ですが?
「特別な試合になることは間違いないですし、今年の早稲田は強いと思うので、しっかりと分析して、かつ自分たちの試合をできるように1週間調整して。本当に大事な試合なので勝ちたいと思います」

●MF金房拓海(4年=慶応義塾高)
―初出場でしたが?
「出させて頂いて、監督に感謝したいです。それだけです。使って頂いてありがとうございます」
―監督からの指示は?
「何も特に指示はないです。最後なので閉めさせるようにというところと、ラインコントロールのところを言われただけで。(トレーナーの方で出場されたのは)歴代の先輩の方ではいるんですけど、最近はあんまり出来ていなかったんで。僕自身も高校も内部で、ずっと裏方だったり仕事ばっかりしてきて、そういうなかで下のチームから出られて、そういうのを証明出来て嬉しかったです」
―次節の出場を期待しています。
「次節もメンバー入れるように頑張っていきたいです」
―これからの意気込みをお願いします。
「本当に、そうやって下の選手に勇気だったり夢を与えられるような存在でいられたらいいなと思います」

●DF松下純土(1年=國學院久我山高)
―試合を振り返ると?
「そうですね、出るときはとにかく思い切ってプレーしろと言われました」
―ちなみにポジションは?
「中盤です!」
―高校との違いは?
「やっぱり高3のときより周りのレベルが高くなっていて、最初入ったときはめっちゃ緊張したんですけど、まぁあっという間に終わりました(笑)」
―シュート1本ありましたよね?
「まぁ、そうですね!」
―次節にむけて。
「次は早慶戦なのでもし自分が出られたら慶應の誇りをもって気品を持ったプレーをしていきたいです」

(取材・文 慶應スポーツ)

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