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磐田の術中にはまった浦和、柏木「J2みたいな相手には難しい」

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[4.24 J1第8節 浦和0-1磐田 埼玉]

 4連勝中だった浦和レッズは3月6日の鹿島との開幕戦(0-2)以来の黒星を喫し、首位から陥落した。守りを固める磐田を攻めあぐね、やはり開幕戦以来となる無得点。カウンターから決勝点を許す零封負けにMF柏木陽介は「相手のやりたいことに自分たちからはまっていった」とうなだれた。

 ボール支配率は高く、パスもつながった。しかし、相手の守備ブロックの外側でボールを回す場面が多く、相手に脅威を与えるような攻撃はできなかった。「こっちが動かされている状況で、パスが横、横になったり、中、中に行き過ぎていた。外からと中からを使い分けていればよかった」

 そう反省した柏木は「J2みたいな戦いをする相手に浦和みたいなサッカーは難しい。こういう相手にどう戦うか、勉強になったけど、負けてはいけない試合だった。もっと工夫できればよかったけど、何もできずに交代でふがいないし、もどかしい」と唇をかんだ。

 下位チームとの対戦となれば、相手が守備を固めてカウンターを狙ってくるのは常套手段。それを打ち破るだけの成熟さはまだない。広島時代にJ2を経験している柏木は、やはり守備的な相手との試合が多かった当時を振り返り、こう指摘した。

 「広島のときは逆にこっちがちょっと引いて相手を前に来させてカウンターとかもあった。ワンツーも有効だし、ミドルシュートを打って相手を前に来させてからパスとシュートの選択肢を持つとか。もちろん、ホームだったし、自分たちのサッカーをして勝ちたいけど、勝ちにこだわることも必要。そこは鹿島とかに比べると、まだまだだと思う」

 この日の敗戦を教訓にして次に生かせるか。それとも、あくまで自分たちのスタイルにこだわるか。それによって、この1敗の持つ意味も大きく変わってくる。

<写真>浦和MF柏木
(取材・文 西山紘平)


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