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浦和サポが暴徒化。卑猥な罵声&選手バス止め、指揮官と緊急会談

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[5.15 J1第12節 仙台1-1浦和 宮城ス]

 浦和レッズはシュート28本と圧倒的に攻めながら、仙台に1-1で引き分けた。16日のスポーツ報知によると、最近5戦を1勝1分け3敗と勝ちきれないチームに一部サポーターが苛立ち、暴徒と化したようだ。

 試合後、敵地にもかかわらず選手バスが待機するスタジアム裏にサポーター約50人が押し寄せ、罵声を浴びせた。「オ○○ー・サッカー。オ○○ー・フィンケ」と汚い野次を飛ばし、バスを止めたほどだという。

 騒動を止めるべく、フォルカー・フィンケ監督はバスから降り、コールリーダーと約10分の緊急会談を行った。中心選手の坪井慶介阿部勇樹も“暴徒”との話し合いに巻き込まれた様子。それでも収まることはなく、仙台の選手バスが通過した際には、外国籍選手に向かって人種差別発言も浴びせたという。

 浦和サポーターの暴挙は、これまでも何度か起こり、そのつど改善が求められてきた。この日の件に関して浦和の橋本社長は「仙台の方には謝罪した。それだけのこと。詳細は知らない」とまるで人ごとのようだったとスポーツ報知は伝えている。

 実際のところ、クラブの対応がどうだったかは不明だが、いずれにせよ、暴徒化は許されることではない。浦和がふがいなく勝てないため、サポーターの心境も分からなくはないが、何とか今後はブーイングや声援なしなど、違う形でチームにカツを入れてほしい。

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