beacon

テロ組織の狙いはオランダ、デンマーク!? 日本も危なかった

このエントリーをはてなブックマークに追加
 イラクの治安当局者が17日に国際テロ組織アルカイダのサウジアラビア人メンバーを拘束し、何とW杯期間中を狙ったテロが南アフリカで計画されていた可能性が公になったが、そのテロ標的にデンマークとオランダが挙げられていたことが判明した。

 産経新聞web版によると、イラク治安当局に拘束された同国の国際テロ組織アルカイダ系武装勢力のメンバーが18日、「デンマークとオランダ(の代表チームなど)への攻撃を検討していた」と語ったという。AP通信が報じた情報として紹介している。

 計画は、爆発物の製造など実行段階には入っていなかったそうだが、もし行われていたら、両国と同じ1次リーグE組の日本にとっても危険な事態だったかもしれない。デンマーク、オランダに対しては、ムハンマドの風刺画の新聞掲載などをめぐり、世界各地のイスラム教徒が反発。これを受けて、アルカイダ系の武装勢力も“復讐”を計画したようだ。

(文 近藤安弘)
▼関連リンク
W杯南アフリカ大会特設ページ
講談社版W杯ガイドブック
W杯全記録集

TOP