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[プリンスリーグ]U-17代表DFゴールなどで広島ユースが上位対決制す:中国

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 高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)選手権の出場権3枠を懸けたJFAプリンスリーグ(U-18)中国は22日、1部と2部のファーストラウンド各最終節を行った。

 すでにサンフレッチェ広島ユース(広島)と米子北高(鳥取)、広島観音高(広島)、立正大淞南高(島根)の4チームがセカンドラウンド1部上位リーグへの進出を決定。その中で行われた首位・広島ユース対3位の広島観音との一戦は、前半31分にMF岡本洵のゴールで先制した広島ユースが、後半にもU-17日本代表DF脇本晃成のゴールなど2点を加えた。広島ユースは後半ロスタイムにPKで1点を返されたものの、3-1で勝利。首位を守った。

 2位の米子北と4位の立正大淞南との一戦は後半26分、09年全国高校総体得点王のFW谷尾昂也のゴールにより、米子北が先制。だが立正大淞南は後半ロスタイム、左CKから途中出場のFW加藤大樹が同点のヘディングシュートを決め、1-1の引き分けに持ち込んでいる。

 その他、玉野光南高(岡山)対広島皆実高(広島)はFW甲斐聖人の2得点とDF森重瑞紀のゴールなど4点を先取した広島皆実が、玉野光南の猛追をかわし4-3で勝利。高川学園高(山口)対瀬戸内高(広島)はFW岡崎亮磨の2得点などにより瀬戸内が4-2で勝った。

【中国1部】
[第7節]
広島ユース 3-1 広島観音高
[ユ]岡本洵(31分)、オウンゴール(49分)、脇本晃成(64分)
[観]村田直哉(90分+2)

高川学園高 2-4 瀬戸内高
[高]中本俊樹(47分)、山本将大(50分)
[瀬]岡崎亮磨2(37分、62分)、田中公章(59分)、金子勝政(89分)

玉野光南高 3-4 広島皆実高
[玉]瀧隆一2(78分、79分)、山崎凌吾(90分+2)
[広]甲斐聖人2(18分、73分)、オウンゴール(40分)、森重瑞紀(43分)

立正大淞南高 1-1 米子北高
[立]加藤大樹(90分+2)
[米]谷尾昂也(71分)

【中国2部】
[第7節]
作陽高 3-1 境高
[作]高瀬龍舞(6分)、須藤翔太2(50分、58分)
[境]原拓也(24分)

西京高 3-1 八頭高
[西]岡田峻(70分)、溝部利恭(73分)、黒川紘司(86分)
[八]谷尾駿(50分)

山陽高 1-1 岡山龍谷高
[山]安藤大雅(67分)
[岡]小野龍也(49分)

開星高 0-1 下関中央工高
[下]橋本義明(28分)

(文 吉田太郎)

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