beacon

[ケイスポ]慶大、流経大戦後コメント

このエントリーをはてなブックマークに追加
[慶應スポーツ ゲキサカ版]
[5.22 関東大学1部第9節 慶應義塾大 4-0 流通経済大 栃木グ]

 慶應義塾大は22日、第84回関東大学サッカー1部リーグ第9節で流通経済大と対戦し、4-0で勝利した。以下、試合後の慶大監督・選手コメント

●イ・ウヨン監督
―試合を振り返って
「流れが良かった。今年のチームは乗っていると行ける部分があるので。それは我々の今年のひとつのポイントでもあるからそういう部分をみんな意識して戦おうと」

―勝因は
「一点目が早い時間に入って、さっき話したように(乗ったら)行けるチームなので、それでおもいきり行けたと思う」

―河井へのボールが今日はよく入っていたが
「河井をフォワードに使い、もうひとりは速い選手を置いて河井は自由に動くよう指示した」

―新しいフォーメーションだったが
「河井が中心になってくれれば試合をつくってくれるので、今日みたいにフォワードでもいいし、センスある選手なので。もうひとりのフォワードとスピードで裏を狙おうと」

―今日だったら大森選手が得点に絡む活躍だったが
「相手はしっかり繋いでくるチームなのでそこを狙っていって駄目だったら、ブロックをつくってチェックということをしてくれた」

藤田選手の復帰でシステムの変更などは
「ありえる。藤田が戻ってきて、3ボランチになるか今のシステムで行くかという事になると思う」

―次節に向けて
「残り2戦勝てば去年よりいい成績になるし、半分終わって悪くない位置になる。2戦負けてしまうとちょっときびしい」

―次節の中大の六平選手、永木選手は持てて捌ける選手だが
「アプローチのところでしっかり行かなければいけない。こういうレベルでは。出来ればチャンスになるし、今日はそういう部分でできていた」

●DF三上佳貴主将(4年=藤枝東高)
「スコアでは4-0で4点差がついたが、いつものように紙一重だったと思う」

―不足を感じた内容の部分というのは
「攻守の切り替えの部分。一つ、うちがファールとかして相手ボールになった時にまだまだ切り替えが遅い。流経は自分たちがゴールを向いてゴールに戻っている間にもう始めているという場面もたくさんあった。そういうところが課題かなと」

―勝因は
「明治大戦の立ち上がりみたいにしっかり気持ちを入れて入れたところと、そこからもう一つ進歩しないと勝てないと思ったので、意思統一の部分で奪ったボールをしっかり大事につないでいこうとみんなで確認していた。前の試合と比べたらそれができたところが勝因かなと思う」

―前節の際に「自信を持つという面に関してはすぐできると思うので、しっかりみんなで確認していきたい」とおっしゃっていたが、成果は
「期間は短かったが、その期間にミーティングも行って自分たちの長所をもう一回自分たちで確認しあってこの試合に臨めたので、それがいい形になったと思う」

―今日のフォーメーションは4-2-3-1だったが、サイドハーフがいた方がやりやすいか
「フォーメーションの問題がひとえに全てだとは言えないと思うが、今日は確かに慶太(日高)なんかがハーフサイドでキープしてくれたので、そこを上手く使えたりして自分たちのボールを持つ時間を長くできたので、ある程度そこは楽になった。ただフォーメーションの問題が全てではない」

―今まで勝った試合は全て完封勝利だが
「先制点を取った試合ではまだ負けがない。そこは間違いなく自分たちの長所だし、もちろん継続していきたい部分ではある。だが逆にもし先制点が取れなくても今日のように落ち着いて自分たちのボールを持つ時間を長くして攻撃するってことをして、逆転勝利なり引き分けに持ち込むなりそういうことができるようになれば、それが本当にチームとして力がついた時なのではないかなと思う。これからリーグ戦長いので色んな試合があると思うが、この結果に満足せずにどんな時にでも勝っていけるようにしたい」

●MF河井陽介(3年=藤枝東高)
「みんなもう負けられないという危機感を持っていて、それが一人一人の責任感あるプレーに出ていたかなと思う。良い試合ができた」

―2得点の活躍、スーパーゴールもありましたが
「今日はFWをやらしてもらったので、自分がボールを受けたらまずシュートを意識しようと思っていた。2点目は後半の立ち上がりだったのでリズムを掴むためにも打ったんですが。あんな良いコースにいくとはという感じで、決まってくれて良かった」

―これまでに比べ、ボールに触る機会が多く良いリズムを作れていたが
「今日は中盤の選手が戦ってくれていたので、自分のところに良い形でボールが入ってきていた。みんなの頑張りのおかげです」

―今日の快勝で、チーム内の雰囲気も良くなっていくと思うが
「そうですね。前の2試合良いゲームが出来ず雰囲気も悪かったところはあったので。今日流経に勝てたという事でみんな自信にもなるだろうし、次の試合に繋がると
思う。リーグ戦は休みになるがあと2試合勝てるように準備をしたい」

(取材・文 慶應スポーツ新聞会)


慶應義塾全40の体育会を取材し、塾内唯一のスポーツ新聞を発行している慶應スポーツの公式webサイト(PC版)は
http://keispo.org/wordpress/へ

TOP