[スポ東]東洋大、苦手・朝鮮大に逆転勝ち!
第84回関東大学サッカーリーグ戦2部リーグ(前期)は23日、駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で東洋大と朝鮮大が対戦。前節の勝利により順位を5位に上げた東洋大。朝鮮大には昨季2敗を喫しているが、試合は先制されたものの、終始東洋大ペースで運んだ。そして、2点を奪い返し、昨年の雪辱を晴らす結果となった。
東洋大2-1(前半1-1)朝鮮大
<得点者>
27分 朝鮮大
43分 松本怜大
49分 中里壮太
<出場メンバー>
GK
松下理貴(国2.柏U-18)
DF
若狭大志(国3.浦和学院)
新里彰平(国4.八千代)
石津遼太郎(国3.大宮Y)
MF
馬渡和彰(国1. 市立船橋)→83分DF鈴木康平(国3・前橋育英)
年森勝哉(国1.FC東京U-18)
中里壮太(国3.大宮Y)
高橋佑輔(国3.八千代)
松本怜大(国2.札幌U-18)
勝野洸平(国3.大宮Y)→88分MF岡田(国3・武南)
FW
野崎桂太(国2.大宮Y)
立ち上がりからサイドを中心に攻める。しかし前半27分、オフサイドの判定が取られず、奪われたCKから先制点を決められてしまった。同点に追い付くべく、何度も前線へとボールを運び決定機を作ろうとし、流れを引き寄せた。
そして、前半35分、MF年森(国1・FC東京U-18)がクリアボールから、強烈なミドルシュートを打ち決まったと思われた。しかし、シュート直前の相手ファールをレフリーが取り、ノーゴールの判定。選手たちは肩を落とす。だが、選手たちのゴールに向かって攻める姿勢は崩れない。
前半43分、MF馬渡(国1・市立船橋)のクロスを、MF松本(国2・札幌U-18)が、頭で合わせ、ゴールを奪う。1点を獲得し、試合を振り出しに戻した。前半は、そのまま1対1で終了する。
同点で迎えた後半5分、前の得点をアシストした馬渡がロングボールに追いつき、クロスを上げる。松本が拾い、ボールを一旦中盤へと戻す。それにMF中里(国3・大宮Y)がタイミングよく追いつき、そのままミドルシュート。2対1と逆転に成功した。
波に乗った東洋大は、果敢に攻撃を仕掛ける。しかし、ゴールを奪えないまま、2対1で試合は幕を閉じた。得点差を広げることはできなかったが、試合内容では圧倒し、見事に昨季の雪辱を晴らし、順位も4位と上げた。
これからリーグ戦は中断し、総理大臣杯の予選が始まる。昨年は流経大を破っているだけに今年も東洋大の快進撃に期待したい。
<写真>同点ゴールを決めた松本(左)
▼関連リンク
☆大学サッカー
以下、試合後のコメント
●西脇徹也監督
「試合内容としては決定機が多かったので、もう少し点差が開いても良かった」
―失点してからは。
「点を取られるまでは主導権を握っていたので、落ち着いてやれば点をとれると思っていた。昨季は2敗してるが、朝鮮大との力の差はないと思っていた。メンタル的にチーム全体が勝ちにこだわった結果が勝利につながったのでよかった。朝鮮大の攻撃はフリーにさせなければ問題はなかったし、セカンドボールも中里と年森が取られないようにしていたので、彼らが頑張ってくれた。前節の桐蔭大と比べたら、同じ勝利でも今日は勝ち方を再確認できた勝利だった」
―総理大臣杯に向けて。
「次のリーグ戦の前に総理大臣杯の予選があるので、それまでに戦う武器を作りたい。全員が全国に行きたいと思っている」
●新里彰平(国4.八千代)
ゲームキャプテン
「ジャッジは納得いかなかったが、こういった難しい試合で勝てたのはよかった。失点した時は少し焦ったが、いつも通りやれば点を取れると思っていた。朝鮮大はヘディングが強かったが、カバーリングをはっきりしたので、対応できた」
―総理大臣杯に向けて。
「まずは初戦の関東学院大に勝つ。全国に行きたい」
●中里壮太(国3.大宮Y)
―得点を決めて。
「素直にうれしかった。シュートを打ったら、入ったという感じだった。ジャッジは気になったが、相手も同じだったと思うし、仕方ない。次の試合も勝ちたい」
●松本怜大(国2.札幌U-18)
「雨が降っていたけど、ボールがよく滑ったのでピッチ状態はよかった。ポゼッションも高かったので、試合の内容もよかったと思う」
―同点の場面では。
「馬渡からいいボールが来たので、押し込むだけだった。チャンスは多かったけど、クロスの精度を欠いてしまった。もっと精度を上げて、中央の選手が決めるだけになるようなボールを上げることができれば、もっと楽な試合になったはず。総理大臣杯にも集中して臨んで勝ちたい」
●松下理貴(国2.柏U-18)
―前半先制点を取られたことについて。
「一番警戒していた所を狙われたので、すごく悔しかった。後半、朝鮮大のフィジカルが目立ったが、落ち着いて対応できた。次節もしっかりと準備して、試合に臨みたい」
(文 スポーツ東洋・櫻井孝秋)
(写 真 同・草彅裕吾)
[次回試合予定]
2010年度 第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 関東代表決定戦初戦 5月30日(日)対関東学院大戦。筑波大グラウンドにて11:30キックオフ。
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東洋大2-1(前半1-1)朝鮮大
<得点者>
27分 朝鮮大
43分 松本怜大
49分 中里壮太
<出場メンバー>
GK
松下理貴(国2.柏U-18)
DF
若狭大志(国3.浦和学院)
新里彰平(国4.八千代)
石津遼太郎(国3.大宮Y)
MF
馬渡和彰(国1. 市立船橋)→83分DF鈴木康平(国3・前橋育英)
年森勝哉(国1.FC東京U-18)
中里壮太(国3.大宮Y)
高橋佑輔(国3.八千代)
松本怜大(国2.札幌U-18)
勝野洸平(国3.大宮Y)→88分MF岡田(国3・武南)
FW
野崎桂太(国2.大宮Y)
立ち上がりからサイドを中心に攻める。しかし前半27分、オフサイドの判定が取られず、奪われたCKから先制点を決められてしまった。同点に追い付くべく、何度も前線へとボールを運び決定機を作ろうとし、流れを引き寄せた。
そして、前半35分、MF年森(国1・FC東京U-18)がクリアボールから、強烈なミドルシュートを打ち決まったと思われた。しかし、シュート直前の相手ファールをレフリーが取り、ノーゴールの判定。選手たちは肩を落とす。だが、選手たちのゴールに向かって攻める姿勢は崩れない。
前半43分、MF馬渡(国1・市立船橋)のクロスを、MF松本(国2・札幌U-18)が、頭で合わせ、ゴールを奪う。1点を獲得し、試合を振り出しに戻した。前半は、そのまま1対1で終了する。
同点で迎えた後半5分、前の得点をアシストした馬渡がロングボールに追いつき、クロスを上げる。松本が拾い、ボールを一旦中盤へと戻す。それにMF中里(国3・大宮Y)がタイミングよく追いつき、そのままミドルシュート。2対1と逆転に成功した。
波に乗った東洋大は、果敢に攻撃を仕掛ける。しかし、ゴールを奪えないまま、2対1で試合は幕を閉じた。得点差を広げることはできなかったが、試合内容では圧倒し、見事に昨季の雪辱を晴らし、順位も4位と上げた。
これからリーグ戦は中断し、総理大臣杯の予選が始まる。昨年は流経大を破っているだけに今年も東洋大の快進撃に期待したい。
<写真>同点ゴールを決めた松本(左)
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☆大学サッカー
以下、試合後のコメント
●西脇徹也監督
「試合内容としては決定機が多かったので、もう少し点差が開いても良かった」
―失点してからは。
「点を取られるまでは主導権を握っていたので、落ち着いてやれば点をとれると思っていた。昨季は2敗してるが、朝鮮大との力の差はないと思っていた。メンタル的にチーム全体が勝ちにこだわった結果が勝利につながったのでよかった。朝鮮大の攻撃はフリーにさせなければ問題はなかったし、セカンドボールも中里と年森が取られないようにしていたので、彼らが頑張ってくれた。前節の桐蔭大と比べたら、同じ勝利でも今日は勝ち方を再確認できた勝利だった」
―総理大臣杯に向けて。
「次のリーグ戦の前に総理大臣杯の予選があるので、それまでに戦う武器を作りたい。全員が全国に行きたいと思っている」
●新里彰平(国4.八千代)
ゲームキャプテン
「ジャッジは納得いかなかったが、こういった難しい試合で勝てたのはよかった。失点した時は少し焦ったが、いつも通りやれば点を取れると思っていた。朝鮮大はヘディングが強かったが、カバーリングをはっきりしたので、対応できた」
―総理大臣杯に向けて。
「まずは初戦の関東学院大に勝つ。全国に行きたい」
●中里壮太(国3.大宮Y)
―得点を決めて。
「素直にうれしかった。シュートを打ったら、入ったという感じだった。ジャッジは気になったが、相手も同じだったと思うし、仕方ない。次の試合も勝ちたい」
●松本怜大(国2.札幌U-18)
「雨が降っていたけど、ボールがよく滑ったのでピッチ状態はよかった。ポゼッションも高かったので、試合の内容もよかったと思う」
―同点の場面では。
「馬渡からいいボールが来たので、押し込むだけだった。チャンスは多かったけど、クロスの精度を欠いてしまった。もっと精度を上げて、中央の選手が決めるだけになるようなボールを上げることができれば、もっと楽な試合になったはず。総理大臣杯にも集中して臨んで勝ちたい」
●松下理貴(国2.柏U-18)
―前半先制点を取られたことについて。
「一番警戒していた所を狙われたので、すごく悔しかった。後半、朝鮮大のフィジカルが目立ったが、落ち着いて対応できた。次節もしっかりと準備して、試合に臨みたい」
(文 スポーツ東洋・櫻井孝秋)
(写 真 同・草彅裕吾)
[次回試合予定]
2010年度 第34回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 関東代表決定戦初戦 5月30日(日)対関東学院大戦。筑波大グラウンドにて11:30キックオフ。
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